ほろうみの正解するポジ

投資の立ち位置を正しく理解するための記録╭( ・ㅂ・)و ̑̑ グッ !

2023年5月26日の週_確実性の罠

エヌビディアがChatAIブームの恩恵を受けてコンセンサスを上回る決算を発表して急騰した。そのインパクトは大きく、アドバンテストのような関連銘柄にも大量の連想買いが入ってきた。 Twitterで9年前に150万円で買ったエヌビディア株が80倍になった個人投資…

2023年5月19日の週_日経平均30000超えとG7広島サミット

G7広島サミットが5月19日から始まった。ゼレンスキー大統領が20日にサプライズ来日し、各国首脳と会談。21日には原爆資料館に訪問した。その後、滞り無く全てのイベントが終了し、各国首脳は無事帰路についた。 サミットを通して一番の収穫は、ゼレンスキー…

2023年5月12日の週_慎重なガイダンス

GWは観光客で賑わっていたが、交通機関の利用状況を見ると、連休後半の悪天候の影響もあってコロナ禍前の水準までは戻らなかった。感染者数の増加懸念も出てきているので、過度な楽観マインドを抑えて冷静になったほうがよさそうだ。 決算シーズンの山場を越…

2023年5月5日の週_通常モードのスイッチが入った

このGWは日本中の観光地が混雑していた。一部のスポットは過剰過密が心配されるレベルだった。地元の繁華街の人混みもすでにアフターコロナだった先月と比較しても明らかに増えていた。 国民の通常モードにスイッチが入って、非常事態マインドから切り替わっ…

2023年4月28日の週_決算シーズンがはじまる

米国で貸出悪化が出始めている。商用不動産の融資問題も顕在化しつつあり金融ショックの第二ラウンドを警戒しておきたい。 決算シーズンが本格化したが、ガイダンス未発表の信越化学工業が売られて、弱気予想のファナックは買われたりして大型株でも方向性が…

アズームの成長可能性分析②

第2四半期決算を受けて、以前発表したアズームの成長可能性分析をアップデート。 ----------------------------------------------------------------------------------------------- 220万台の市場で直近稼働台数1.8万(ARR65億円)からどれくらい成長余地が…

2023年5月へ持ち越す銘柄

2023年5月へ持ち越す銘柄 (メイン口座のみ)・アズーム・テイン・インソース・はてな・GMOFHD・シノプス・ラウンドワン・エスケイジャパン・ブティックス・モビルス・アセンテック(新規)・ChatWork 売建(新規) エスケイジャパンを決算後に損切り。下方…

2023年4月21日の週_海外投資家が日本に戻ってきた?

4月の第2週に海外投資家が8年5ヶ月ぶりの規模の記録的な買い越し。(現物1兆495億円、先物5378億円)ウォーレン・バフェット氏の商社株の追加投資を報道を受けた影響だと思われるが、機関投資家の本格的な買い転換ならボリューム的に単発で終わらず、一定期…

2023年4月14日の週_インフレピークアウトから不動産バブル崩壊の兆し

欧米で不動産バブル崩壊の兆しあり。とりわけ商業用不動産の不良債権が懸念材料になってきそうだ。 Appleを含めた全PCメーカーで出荷数が30%弱の急落。在庫も高水準で推移していているのでこの業績不調は長期化しそうだ。 米国では記録的な高値で推移してい…

2023年4月7日の週_黒田総裁退任

大阪有機化学工業が第1四半期で通期決算を下方修正、サムスン電子の大幅減益など電子材料系の逆風が顕在化している。 日銀短観で製造業の景況感悪化の観測。非製造業は観光関連の後押しもありプラス。この状況で前四半期までは絶好調だった信越化学工業の決…

2023年3月31日の週_新年度の始まりと節目

金融ショックがひとまず収まって楽観モードが戻ってきたように見えるが、ショートカバーに押し上げられた一時的な上昇で終わるかもしれない。与信厳格化による余波が思いもよらないところから生じる蓋然性があることを意識しておきたい。とくに連邦債務上限…

2023年4月へ持ち越す銘柄

2023年4月へ持ち越す銘柄 (メイン口座のみ)・アズーム・テイン・インソース・はてな・GMOFHD・シノプス・ラウンドワン・エスケイジャパン・ブティックス・モビルス(新規) KHネオケムを損切り。シノプスの一部を返済期限切れのため損切り。インソース、ブ…

2023年3月24日の週_ラスボスはドイツ銀行?

WBC日本代表優勝おめでとう! 金融ショックは消火装置を総動員したことでひとまず鎮火したようだ。当然のことだが信用リスクは対処療法措置で完治する問題ではなく、予断を許さない状況に変わりはない。ドイツ銀行が破綻するような事態になれば燻り続けてい…

2023年3月17日の週_金融ショックが続く

20日の日本市場が始まる前に、USBがクレディ・スイスを4300億円で買収することを決定した。PBR0.06くらいの評価額で、160億フラン相当(2兆円強)の永久劣後(AT1)債が無価値になるので民間投資家がリスクを丸かぶりした形になる。(よくわかってないので間…

2023年3月10日の週_SVB破綻からのネガティブインパクト

3月9日にSVB(シリコンバレーバンク)の突然の一部資産売却発表、それを受けての破綻不安からの取り付け騒ぎ、10日深夜に事実上破綻と目まぐるしく動いた。このニュースを受けて、すでにピークアウトの兆しが出ていた世界の金融セクターがさらに急落した。 …

2023年3月3日の週_インフレが続く

米国はサービス消費が好調で景気の底堅さが見られる。ただ、公的給付による一時的な底上げと、景気回復と連動して利上げ継続観測が強まることを考慮する必要があり、短い時間軸で評価すると判断を誤ることになる。 中国経済には悲観的な観測が出ている。ゼロ…

2023年3月へ持ち越す銘柄

2023年3月へ持ち越す銘柄 (メイン口座のみ)・アズーム・テイン・インソース・はてな・GMOFHD・シノプス・ラウンドワン・KHネオケム・エスケイジャパン・ブティックス 2月は好決算だと評価した銘柄が売り込まれて苦しかった。含み損が大きくなっても損切り…

2023年2月24日の週_ロシアのウクライナ侵攻から1年

2022年2月24日のロシアのウクライナ侵攻から1年を経過した。直接的な戦闘だけでも両国で10万人を超える多大な死傷者が出ている。また、戦争による間接的被害はコロナ禍から立ち直りつつあった国際社会に様々な形で波及している。経済的損失だけを見ても、様…

2023年2月17日の週_均衡が破られるタイムリミット

TOPIX指数の±10%のボックス相場が1年以上続いている。日銀新総裁発表がこの均衡状態が破られる節目になるかなと警戒していたが、現時点ではその兆候は見られない。新体制になってから具体的な方向性が見えてくるまでを均衡が破られるタイムリミットとして警…

2023年2月10日の週_日銀新総裁に植田和男氏

日銀新総裁に植田和男氏を起用の一報が入ってきた。日銀の審議委員を務めた経験がある著名な経済学者とのことだが、下馬評ではまったく名前が出ていなかった人物であり、先週の投稿で新総裁予想は参考程度に受け止めたほうがいいと言ったことが的中した感じ…

2023年2月3日の週_新総裁と値上げラッシュ

2月6日に雨宮正佳副総裁に就任を打診というニュースが出てきた。ただ、前任の時にこの段階で名前が出てたのは黒田氏ではなく武藤氏だったので、参考程度に受け止めたほうがいい。 ここからの地合は米国市場が大きく崩れることがなければ、極端な緊縮路線の人…

アズームの成長可能性分析

アズームの駐車場サブリース事業について、自分が想定している現実的な成長可能性を考えてみた。 2023年第1四半期の決算資料に掲載されている「既存事業主要エリア220万台、ARR7900億円」を市場規模の前提条件として考えてみる。 220万台の市場で直近稼働台…

2023年2月へ持ち越す銘柄

2023年2月へ持ち越す銘柄 (メイン口座のみ)・アズーム・テイン・インソース・はてな・GMOFHD・シノプス・ラウンドワン・KHネオケム・エスケイジャパン(新規)・ブティックス(新規) プログリットを決算回避して失敗。ネクステージを決算後に下げた時に買…

2023年1月27日の週_マクロよりミクロで

テスラ株が好決算後に上昇し、ハイテク株全般に波及してNASDAQ指数が急上昇した。上げ潮モードのなかで日本市場も決算シーズンに突入するが、日銀総裁任期期限という固有要因がどのように影響してくるのはわからない。 今週は主力のアズームの決算を経過する…

2023年1月20日の週_黒田総裁のタイムリミットとインフレ

18日の日銀政策金融会合で金融政策の現状維持が発表された。市場はこれがサプライズとして受け止められて大きく動いた。さすがに日銀の設定した上限を上回る金利水準まで国債が売られていたのは思惑が入りすぎていたようだ。ただ、黒田総裁の任期のタイムリ…

2023年1月13日の週_逆金融相場インジャパン?

利上げを見越した国債売りが殺到、ドル円が1ドル128円台まで円高方向に動いた。さらにその帰結として日米の株式市場の逆相関が顕著になってきた。 日本市場は利上げ思惑を受けて銀行株のボラティリティが高まっている。逆金融相場に円高デバフがかかって日本…

2023年1月6日の週_今年のトレード方針

1月3日に7ヶ月ぶりに1ドル129円台まで下落。今年は為替はレンジ相場を形成してヨコヨコで推移してほしいと願っているけど厳しそう。現時点では昨年の150円を超えるような極端なボラティリティは想定していないので、100円~150円のレンジを越えてくる事態に…

2022年12月30日の週_1年を振り返って

定性的なコメントは次に投稿する新年度の方向性についての記事に回すので、定量的情報羅列になります。 2022年は確定損益ベースではマイナスだったが、評価益ベースでは年初来でプラス圏を維持。日経平均、TOPIXをアウトパフォームすることができた。 horoum…

2022年度のパフォーマンスランキング(確定損益ベース)

2022年度のパフォーマンスランキング(確定損益ベース) ワースト銘柄1.サイボウズ(ショート)2.はてな3.ラクス(ショート)4.IGポート5.PRTIMES ベスト銘柄1.アズーム2.アクシージア3.日機装4.弁護士ドットコム(ショート)5.インソー…

2022年12月23日の週_黒田日銀が動いた

日銀は19~20日に開いた金融政策決定会合で「YCC政策における10年金利の許容変動幅を従来の0%を基準に±0.25%から±0.5%に拡大」方針を発表。このタイミングでの発表は予想されておらず完全にサプライズになって市場が一時的にパニックになった。 ロシアの…