投資
バイデン氏が大統領選挙からの撤退を表明。前々から噂されていたことなので驚きは少ないと思われるが、トランプ大統領の復活の道筋が一段と鮮明になった。 クラウドストライク社のシステム不具合の影響で世界中の端末がストップしてしまった。デジタル赤字の…
特異日で終わった週にトランプ候補の暗殺未遂。波乱の予兆。 月曜日は祝日で日本市場は休場。 チェック事項 4月から物流業、建設業に時間外労働の上限規制が適用 ドル円が一時157円台の円高に振れる 信用買い残は18年ぶりの高水準 7月3日から新紙幣の発行 キ…
選挙WEEKだった。 イギリスは労働党が大勝で14年ぶりの政権交代。 フランスは第一回投票で右派が最大勢力だったが、決選投票で左派連合が最大勢力になる劇的な展開に。 東京都知事選挙は事前の予想通りに小池氏が圧勝。蓮舫氏が石丸氏に抜かれて3位だったの…
30日のフランス国民議会の投票で、マリーヌ・ルペン氏の国民連合が最大勢力となる見通し。マクロン大統領の与党連合は第3勢力にとどまるとのこと。この結果自体はあらかじめ予想されていたことでサプライズはないが、ここから国際社会と経済にどのような影響…
ドル円が160円台近くの警戒水域まで円安方向に動いてきた。直近の懸念材料はフランス総選挙の結果だろうか。東京都知事選は現職の小池氏の再選が固そう。 今年も世界的に厳しい酷暑で、メッカの巡礼者やギリシャの観光者が熱中症で多く亡くなっている。電気…
欧州で保守系の野党が躍進。それだけ今の政治への不満が高いということだろう。特に右派が躍進したフランスの選挙結果が世界の火種になりそう。中長期的にウクライナ問題を含めた外交政策、環境政策に変化がでてくるかもしれない。グリーン・ニューディール…
米国雇用統計は市場予想を上回る大幅増加だったが、以下のように直近に発表された雇用関連の統計との乖離が顕著だった。それぞれの統計のタイムラグを考慮する必要はあるとしても、データがどれだけ実態を捉えているかの懐疑的な見方が広まっているように思…
介入総額が9兆7885億円だったと財務省から発表があった。概ね予想通りではあるが、介入金額としては過去最高だった。4月29日と5月2日に実施したと見られる。 ここまでの為替推移と見るとこの介入は投機筋の冷やし水として想定通りに機能したのではと思う。 …
注目されていたNVIDIAの決算はコンセンサスを上回る数字だった。この結果を受けてAI、半導体が主導する相場が続く期待が高まった。ただ、NVIDIAを含めた一部の企業の独り勝ちがより強く意識されることになれば(実際に決算でもそういう傾向が出ている)、波…
米国CPIが予測した範囲内の数字で物価上昇の伸び悩みが確認できた。この結果を受けてFOMCの利下げ思惑が強まり、為替もしばらくは予測の範囲内のばらつきで推移していくと思われる。結果的に160円近辺での為替介入が投機筋の冷やし玉としてピンポイントに作…
ドル円は介入(思惑?)からの急変動で151円台をつけた後、緩やかに円安方向に動いて現時点では155円台で推移している。円安で国力がどうとかの議論はノイズでしかないが、不安定な為替動向は望ましくない。15日の米国CPI発表がトリガーになりそうなので警戒…
歴史的にドル円が動いた一週間になった。 正式に日銀(財務省)が介入をしたとの発表がないので推測になるが この一週間は大まかに説明すると以下のような流れで動いた。 日銀政策会合のハト派的な態度から160円にタッチ →介入が想起される円売りで円高方向…
株式市場は先週の急落からいったん下げ止まったが、ドル円は155円の節目を突破すると投機筋のショートカバーも入り158円台まで急落した。 節目を超えたことにより、日銀の金融政策批判と結びつけて危機感を煽るコメントが多方面から出ているが、前から言って…
ASLM、TSMCの決算から半導体関連が崩れてナスダックが大幅下落。そしてなぜか、ダウよりも強く連動して下がる日経平均指数と、東証グロース。 直近ではイスラエルとイランの衝突が収束傾向になっていることが株価を下支えしているが、この思惑が破られる事態…
ドル円が節目の153円台まで到達し、34年ぶりの円安局面。原油などの輸入品の価格が高騰している状況での円安はネガティブ面のほうが大きいのでそろそろピークアウトしてほしい。 イスラエルとイランの衝突が現在進行系で進んでいるのが心配材料。本格的な衝…
2024年問題ヤバい、物流ショック、人材不足と言われているが赤字の運送事業者の多く、トラック運転手の給料も上がっていない。供給が需要に追いついてないのに価格に反映されていない歪な状況が継続している。これは運送業界だけではなく日本全体の問題でも…
34年ぶりの水準の152円近辺まで円安が進んで、関係者の為替介入を匂わせる発言が増えてきた。このラインが現時点の許容度の限界値になっているようだ。 新年度が始まるタイミングで働き方改革の改正などいくつかの法案が適用される。また、加工品を中心に多…
18、19日の日銀金融政策決定会合で17年ぶりの利上げを発表し、マイナス金利政策から転換。物価上昇局面の到来で黒田前総裁の時代から続いた金融緩和政策が役目を終えた。 FOMCは今後の利下げを匂わせつつの現状維持で、同じタイミングで日米でパラレルに動く…
今週は日銀、FOMCなど各国の政策金融決定が集中して発表される。 とくに日銀は春闘での大幅賃上げの後押しもあり、この局面で「現状維持」のほうがサプライズになるくらい方向転換の期待が高まっている。 FOMCが同じタイミングで利下げ発表すると、国ごとに…
これまで日本市場を先導していた造船関連、住石HD、さくらインターネット、三井E&Sなどがそろってピークアウトして、指数も下方向に動いてきた。同じく強かった銀行株も調整している。 大型株を中心に調整しているが、出遅れていた小型株の中には強さを維持…
先週に引き続き好調さを維持して、半導体の橋をみんなで渡れば怖くないノリで、4日の月曜日に日経平均株価が40000円を超えた。 個別銘柄を見てみると、半導体やAI関連の先導株がファンダメンタルズから大幅に乖離した価格になっている。とくに、データセンタ…
世界中で過去最高レベルに関心度が高まっていたNVIDIAの決算は、純利益8.7倍(約1兆8400億円)で市場予想を上回る数字。 NVIDIAがハイテク市場だけではなく、世界市場の先導株になっているのを証明するかのように決算後に一段とリスクオンが進んだ。 この力…
株式市場は生成AI連想の後押しもあり、米国だけではなく世界の株価指数を先導しているGAFAM+NVIDIAの株価が堅調で、リスクオンの地合が継続している。21日のNVIDIAの決算は世界市場の方向性に大きく影響を及ぼすことになりそうだ。 米国の利上げ終了フェーズ…
2月のオルカンへの資金流入が1月の半分の水準のようだ。新NISA枠の一括買いがSNSの一部で話題になっていたが、実需に影響を及ぼすほどだったのは予想していなかった。ただし、現時点では不確定な情報が多いので事実関係を精査する必要がある。 ARMがAI関連と…
業績好調のトヨタ自動車の子会社で不祥事が続いていることが世間に驚きを与えている。内部の問題なのか、環境規制などの外部環境に対応していくことによる要因が強いのか。もし、後者の要因が大きければ同様な事例が世界中で頻発することになりそう。 人材不…
コストプッシュの物価上昇がひとまず鈍化傾向。ここからはデフレ脱却の実現可否は賃金上昇と需要増のターンになってくる。 日本エコシステムが上場維持のためにクオカード優待を3万円にすると発表して、株価が3日で2.7倍まで上昇。正直、継続性が疑問の総利…
海外マネーが日本市場に殺到している影響でTOPIXは高値を更新。 とくに中国国内の投資マネーが国内市場に見切りをつけて、プレミアム分のコストを払って海外市場に投資する動きが顕在化している。殺到しすぎて日経ETFの取引一時停止したりでバタつく展開。 …
予想通りに新NISAによる投資マネーの流入が観測された。年初の一括買いがどれくらいあったのか把握するために、来月以降の資金の動きもチェックしておきたい。 日経平均が34年ぶりの高さまで上昇したが、グロース指数のパフォーマンスは悪かった。インデック…
2023年度の銘柄ランキング(確定損益ベース) 1年の総括の記事に個別銘柄ランキングの記載が抜けていたのでこちらに掲載。 ベスト1のアズーム、ワースト1のはてなは複数年にまたがって保有していた分の損益確定。アズームは9月末のピークアウトからの下落時…
2023年度のトレードは、小型グロースの低迷に引っ張られてTOPIXにアンダーパフォームしてしまった。 年初にプログリットを決算前に外して、上昇を掴めなかった記憶の残像がその後のトレードの足を引っ張った。造船や商社の大型バリュー株が注目されるように…