ASLM、TSMCの決算から半導体関連が崩れてナスダックが大幅下落。そしてなぜか、ダウよりも強く連動して下がる日経平均指数と、東証グロース。 直近ではイスラエルとイランの衝突が収束傾向になっていることが株価を下支えしているが、この思惑が破られる事態…
ドル円が節目の153円台まで到達し、34年ぶりの円安局面。原油などの輸入品の価格が高騰している状況での円安はネガティブ面のほうが大きいのでそろそろピークアウトしてほしい。 イスラエルとイランの衝突が現在進行系で進んでいるのが心配材料。本格的な衝…
2024年問題ヤバい、物流ショック、人材不足と言われているが赤字の運送事業者の多く、トラック運転手の給料も上がっていない。供給が需要に追いついてないのに価格に反映されていない歪な状況が継続している。これは運送業界だけではなく日本全体の問題でも…
34年ぶりの水準の152円近辺まで円安が進んで、関係者の為替介入を匂わせる発言が増えてきた。このラインが現時点の許容度の限界値になっているようだ。 新年度が始まるタイミングで働き方改革の改正などいくつかの法案が適用される。また、加工品を中心に多…
2024年4月へ持ち越す銘柄 (メイン口座のみ)・アズーム・テイン・インソース・GMOFHD・シノプス・のむら産業・新晃工業・SBテクノロジー・アセンテック(NEW)・MAXIS Jリート上場投信 (NEW) 3月の主な売買 ボードルアを利益確定。昨年後半のグロー…
18、19日の日銀金融政策決定会合で17年ぶりの利上げを発表し、マイナス金利政策から転換。物価上昇局面の到来で黒田前総裁の時代から続いた金融緩和政策が役目を終えた。 FOMCは今後の利下げを匂わせつつの現状維持で、同じタイミングで日米でパラレルに動く…
今週は日銀、FOMCなど各国の政策金融決定が集中して発表される。 とくに日銀は春闘での大幅賃上げの後押しもあり、この局面で「現状維持」のほうがサプライズになるくらい方向転換の期待が高まっている。 FOMCが同じタイミングで利下げ発表すると、国ごとに…
これまで日本市場を先導していた造船関連、住石HD、さくらインターネット、三井E&Sなどがそろってピークアウトして、指数も下方向に動いてきた。同じく強かった銀行株も調整している。 大型株を中心に調整しているが、出遅れていた小型株の中には強さを維持…
先週に引き続き好調さを維持して、半導体の橋をみんなで渡れば怖くないノリで、4日の月曜日に日経平均株価が40000円を超えた。 個別銘柄を見てみると、半導体やAI関連の先導株がファンダメンタルズから大幅に乖離した価格になっている。とくに、データセンタ…
2024年3月へ持ち越す銘柄 (メイン口座のみ)・アズーム・テイン・インソース・GMOFHD・シノプス・ボードルア・のむら産業・新晃工業・SBテクノロジー(NEW) 2月の主な売買 ネクステージを損切り。 ソフトバンク子会社でマイクロソフトとの取引があるSBテク…
世界中で過去最高レベルに関心度が高まっていたNVIDIAの決算は、純利益8.7倍(約1兆8400億円)で市場予想を上回る数字。 NVIDIAがハイテク市場だけではなく、世界市場の先導株になっているのを証明するかのように決算後に一段とリスクオンが進んだ。 この力…
株式市場は生成AI連想の後押しもあり、米国だけではなく世界の株価指数を先導しているGAFAM+NVIDIAの株価が堅調で、リスクオンの地合が継続している。21日のNVIDIAの決算は世界市場の方向性に大きく影響を及ぼすことになりそうだ。 米国の利上げ終了フェーズ…
2月のオルカンへの資金流入が1月の半分の水準のようだ。新NISA枠の一括買いがSNSの一部で話題になっていたが、実需に影響を及ぼすほどだったのは予想していなかった。ただし、現時点では不確定な情報が多いので事実関係を精査する必要がある。 ARMがAI関連と…
業績好調のトヨタ自動車の子会社で不祥事が続いていることが世間に驚きを与えている。内部の問題なのか、環境規制などの外部環境に対応していくことによる要因が強いのか。もし、後者の要因が大きければ同様な事例が世界中で頻発することになりそう。 人材不…
2024年2月へ持ち越す銘柄 (メイン口座のみ)・アズーム・テイン・インソース・GMOFHD・シノプス・ボードルア・のむら産業・新晃工業(新規)・ネクステージ(新規) 1月の主な売買 ベースフードを決算後に損切り。VCが手放してから再INを検討したい。 新晃…
コストプッシュの物価上昇がひとまず鈍化傾向。ここからはデフレ脱却の実現可否は賃金上昇と需要増のターンになってくる。 日本エコシステムが上場維持のためにクオカード優待を3万円にすると発表して、株価が3日で2.7倍まで上昇。正直、継続性が疑問の総利…
海外マネーが日本市場に殺到している影響でTOPIXは高値を更新。 とくに中国国内の投資マネーが国内市場に見切りをつけて、プレミアム分のコストを払って海外市場に投資する動きが顕在化している。殺到しすぎて日経ETFの取引一時停止したりでバタつく展開。 …
予想通りに新NISAによる投資マネーの流入が観測された。年初の一括買いがどれくらいあったのか把握するために、来月以降の資金の動きもチェックしておきたい。 日経平均が34年ぶりの高さまで上昇したが、グロース指数のパフォーマンスは悪かった。インデック…
2023年度の銘柄ランキング(確定損益ベース) 1年の総括の記事に個別銘柄ランキングの記載が抜けていたのでこちらに掲載。 ベスト1のアズーム、ワースト1のはてなは複数年にまたがって保有していた分の損益確定。アズームは9月末のピークアウトからの下落時…
2023年度のトレードは、小型グロースの低迷に引っ張られてTOPIXにアンダーパフォームしてしまった。 年初にプログリットを決算前に外して、上昇を掴めなかった記憶の残像がその後のトレードの足を引っ張った。造船や商社の大型バリュー株が注目されるように…
2024年1月へ持ち越す銘柄 (メイン口座のみ)・アズーム・テイン・インソース・GMOFHD・シノプス・UFHD・ボードルア・ベースフード・のむら産業 12月の主な売買 オイシックス・ラ・大地を微益撤退。 ブティックスを底値から半分の含み損まで戻ったタイミング…
2023年度もあと一週間で終わる。ここからは締め日を意識したトレードになる。 今年のトレード結果はまだ集計していないが、小型株中心のPFだったこともあり相対的には悪かった。 米国債金利の高止まりからドル円がここまで安値で推移するのは想定していなか…
パウエルFRB議長の来年度の利下げ見込み発言でドルが急落し、14日の東京外国為替市場では一時140円台まで下落した。 日本の金融政策は米国とは反対に、これから利上げ局面に向かうことになり、米国だけではなく世界の中でも特異性が際立っている。この状況も…
植田総裁のゼロ金利政策転換を匂わせる発言を受けて、日本国債が下洛したことがトリガーになったのか海外機関の円売りが殺到して、7日のニューヨーク市場で一時141円台まで円安方向に動いた。 日経平均株価指数も一日で500円以上動く日が連続して、一週間で1…
前週から引き続き、国内で大型の企業買収の発表が継続している。この流れの中で、欧州系のEQTがHRブレインを買収すると発表。外資系ファンドが時価総額200億円規模の新興企業を買収する動きはあまり見られなかったので、今後も同様の事例が増えてくるか注目…
2023年12月へ持ち越す銘柄 (メイン口座のみ)・アズーム・テイン・インソース・GMOFHD・シノプス・UFHD・ボードルア・ベースフード・のむら産業・オイシックス・ラ・大地(新規)・ブティックス(新規)・フマキラー(新規) 11月の主な売買 IDOMを現代ビジ…
ドル円が147円台まで売られた後に反転して150円近辺で推移。利上げサイクルの終了思惑の強まりとともに、今後も落ち着きがない動きが継続しそうだ。 そろそろ年末を意識しておきたい。機関投資家の決算日までの損益確定という例年の事象だけではなく、今年は…
ドル円が152円に迫る33年ぶりの水準まで上昇したが、米国のインフレ鈍化からの利上サイクル終了観測が強くなった影響もあり、150円を割り込むまで急落した。 米国債金利の低下は資本コスト低下であり、グロース評価されている銘柄には追い風になると考えられ…
米国雇用統計の悪化が米国債金利の下げ圧力になりそうだ。金利高はグロース銘柄のネガティブ要因として作用していたが、景気悪化のフラグにもなるので両手を上げて喜ぶわけにはいかない。クレジットカードの延滞率の高水準、財政リスクを懸念されて格付けの…
10月の米国雇用統計の悪化を受けて、金利政策の転換が期待された影響が大きいのか、グロース銘柄に資金が戻りつつある。雇用の悪化で株価が上がるというのは変な話だけど、それだけ思惑優先で市場が動いていたということだろう。 イスラエル侵攻は酷い状況に…