ほろうみの正解するポジ

投資の立ち位置を正しく理解するための記録╭( ・ㅂ・)و ̑̑ グッ !

2021-01-01から1年間の記事一覧

2021年12月31日の週_不確実性がなければ兆れない

この投稿で2021年は終了。本年度のトレード総括は別の機会に投稿したい。マザーズがこれだけ悪い状況で小型株中心のポジでよく健闘したほうだと思う。反省点はたくさんあるので休暇期間中に熟考したい。 木曜日に聴いた某配信で、インフレに対してポジティブ…

2021年12月24日の週_人類とコロナの折り合いはついてきた

ロシアと欧州の衝突は避けられない状況まで進んでいる。すでに日本のガス調達価格にも波及していて対岸の火事ではなくなっている。戦争になればさらなる連鎖的なパニックを生むことになる。 この問題以外でも来年の国際状況に明るい兆しは少ないが、コロナに…

2021年12月17日の週_高ROE企業に希望を見出す

マザーズは金曜日に-3.7%の大幅下落で4桁を割り込んだ。コロナショックの反転が始まった昨年8月の数字まで戻ってきた。その結果、定点観測している松井証券の口座の信用買いの評価損益率が-30%を超えた。 岸田首相の自社株買い規制に対する無理解な言及が、…

2021年12月10日の週_ちゃぶつき閑散相場につき消極的モード

ボラティリティが大きい地合が継続。一部の指数への寄与度が高い銘柄に資金が集中していて、保有している小型株は閑散としている。 このちゃぶつき閑散状態では積極的に仕掛けにくい。年末まではマクロ事象への感度を下げつつ、個人がパニックになって売って…

2021年12月3日の週_ボディーブローが効いてる?

今週はボディブローで蓄積されたダメージが一気に出てきたような感じになった。日本市場は先週からの不調が継続して大きく下げ続けた一週間になった。マザーズ信用買い評価損益率がマイナス50%近くまで到達していて、個人投資家の消耗が著しい。 米国市場も…

2021年11月26日の週_オミクロンショック

金曜日の日本市場は、新たな変異種であるオミクロン株のショックを最初に受けて大幅暴落した。引け後の先物も海外市場の下落と連動して更に下げた。日本市場だけが二段階でショックを受けることになってしまった。 投資家の信頼を既存し続ける岸田政権、不安…

2021年11月19日の週_もうすぐ12月

自民党が勝ちすぎた弊害がこんなに早く出てくるのは想定以上だった。最近の岸田政権の行動を見ていると投資家のほうを向いていないのは確実だ。決算シーズン終了後にひとまずリスクオン相場になると想定していたのが外れた。 日本の物価上昇が米国と比べて進…

2021年11月12日の週_決算シーズン終了

フランスの原発再開は世界的なトレンドになりそう。脱炭素は口実であって、燃料調達リスクが許容できる水準ではなくなり、早急に原発再開の方針を打ち出して行動する必要に迫られたからだ。一度打ち出し政治的方針を撤回するためには大きなエネルギーが必要…

2021年11月5日の週_NYダウが36000ドル超の史上最高値。ただ日本は。。。

急騰していた石炭価格が大暴落、原油価格もピークアウトの兆しが見えて、長らく続いていた物価上昇懸念はひとまず一段落してきた。米国は雇用も順調に回復していることが確認されて、NYダウは初の36000ドルを更新する史上最高値で、NASDAQ、S&P500も連騰した…

2021年10月29日の週_改憲勢力で3分の2以上

衆議院選挙は自民党が単独過半数を維持して、改憲勢力で3分の2以上の議員数を獲得した。立憲民主と共産の候補者一本化の効果はなかった。一部の立憲民主党の支持者が離れた影響なのか、労働組合票が離れた影響なのかはわからないが、この結果は今後の与党と…

2021年10月22日の週_インフレリスクが新たなステージに

物価上昇を繋がるネガティブなニュースが続いている。なかでも原油の生産能力の限界を重く受け止めている。生産設備の拡充には大規模な投資と時間が必要であり、政治的な要因も絡んでいるので短期間に解決できる問題ではない。今の状況では原油価格の上昇傾…

2021年10月15日の週_ドル高とインフレ

インフレ上昇が止まる傾向は見られない。世界同時発生しているエネルギー不安、食品から工業素材まであらゆる原料の価格上昇、解決しないサプライチェーンの稼働問題などネガティブ要因が盛りだくさんだ。閾値を超えて非連続的な上昇スパイラルが起きてパニ…

2021年10月8日の週_縮まらない政治と投資家の距離

NYダウはひとまず下降フェーズからちゃぶつき相場に移行したように見える。日経平均株価は7日連続下落(TOPIXは8日連続下落)で止まる。金曜日に雇用統計が出たこともあり海外投資家のマインドに変化が出てくるかもしれないが、新政権誕生という変化の節目に…

2021年10月1日の週_岸田新総裁誕生

アメリカの長期金利上昇を受けて、112円台まで円安が進み今年の最安値を更新した。市場環境もポジティブ材料が少なく、不安定な状況が継続している。コロナ禍の休業補償が終了した影響が出てくる10/8の米国雇用統計は要注目。ここで想定以上に雇用も戻りが弱…

2021年9月24日の週_夏枯れ相場の終焉からハイボラ展開に

ちゃぶつき相場になるという予想は的中してしまった。今週は日経平均が3営業日のうち2日で終日ベースで上下に2%近く動いた荒れ相場になった。日中の変動も大きく、中国恒大の動向に翻弄されているように見えるが、夏枯れ相場が続くなかで売買のきっかけを模…

2021年9月17日の週_いったんクールダウン

今週は日経、TOPIXともに連続陽線が途切れて、いったんクールダウンが入った様相になった。直近に総裁選、衆院選、10月の米国雇用統計(コロナ補償が切れてからの最初の統計)という重要イベントが迫っていることが意識されているかもしれない。 ラクーン、ビ…

2021年9月10日の週_ワクチン接種率が米国に追いつく

米国市場が失速しても日本市場の上昇が止まらなかった。この上昇がショートカバーによる初動で終わるかどうか見極めていた投資家の買いも入ってきているように見える。日本のワクチン接種率が米国を追い抜くことが確定したことによるアフターコロナへのポジ…

2021年9月3日の週_菅首相退任

3日に菅首相が総裁選出馬見送りを発表し、任期満了での退任が確定。これを受けて日本市場は全面高。出来高が低いまま推移していたジリ貧局面で投資機会の探っていた投資家が多かったから市場にはいい刺激になったはず。TOPIXは1991年4月以来の高値にタッチし…

2021年8月27日の週_歴史は繰り返さないけど韻を踏む

世界情勢がダイナミックに動いている。ただ、感染症、貧富の差の拡大からのポピュリズム転換、ポピュリズムの反動からの統制社会といった世界各国で発生している事象はまったく前例がないというわけではなく、歴史上の節目で何度も確認されている事象でもあ…

2021年8月20日の週_米国市場のピークアウト懸念

アフガニスタン問題に関するバイデン大統領の発言は正直驚いた。米国主体の合理性をここまであからさまに主張するとは思わなかった。まるでトランプ前大統領が乗り移ったかのようだ。これが米国民の多数派の意見なんだろう。米国の国際社会との距離感の変遷…

2021年8月13日の週_世界情勢急変の兆し

この週末の間にアフガニスタンの現政権が反政府組織のタリバンに倒された。侵攻開始から数日のあっという間の政変劇になってしまった。この結果は日本の防衛戦略に何らかの影響を及ぼすのは確実だ。また、コロナ禍、中国政府の方針転換で国際情勢に歪みが生…

2021年8月6日の週_夏枯れ相場が苦しい

雇用統計が想定よりも上の数字が出た。実体経済が上向いている表れであるが、同時にテーパーリングがより強く意識されることになる。どういう方向にも説明できる数字なので市場への予測には使えない。とは言っても、立ち位置だけは認識しておきたい。 レイ・…

2021年7月23日の週_荒れた地合いの決算シーズン

五輪開会式までが底で、始まると戻ってくると想定していた読みは完全に外れてしまった。エムスリー、サイバーエージェントのような代表的なグロース銘柄が好決算で売られたのは、荒れる決算シーズンの幕開け(マクアケもひどかった)を象徴していた。好決算…

2021年7月23日の週_東京五輪開会

東京五輪が始まった。心配された開会式は賛否両論ではあったけど、大きなトラブルなく実行することができてよかった。立て続けのイレギュラーによる逆境下に対応していただいた関係者各位には頭が下がる思いだ。 なによりも、参加していた選手が心から楽しそ…

2021年7月16日の週_五輪で市場もセットアップ

日経平均は9日に28000円を下回ったが、反発して29000円近くまで戻した。その後は週末まで下げ続ける展開で先週に引き続き変動が大きい1週間だった。世界市場と連動して指数主導で動いている状況で、相対的な日本市場の弱さは解消されていない。 今週から東…

2021年7月9日の週_逆回転の恐怖

金曜日の日経平均は海外市場の急落を受けて一時700円超大幅下落になったが、後場になるとプラス圏まで戻り底堅さを示した。日銀の買い出動もなかったのでなおさら。その後の米国市場も大きく戻していたので、世界全体の逆回転への初動思惑はひとまず撤廃され…

2021年7月2日の週_弱い日本市場

日本市場は海外投資家の資金引き上げの影響もあって、28日に売買代金が2兆円割れで、需要の弱さが際立つ展開に。とくに小型株は一部の銘柄に短期スパン狙いの資金が集中して、それ以外の銘柄は方向感がなくて中長期狙いで入りにくかった。 週末に記録的な集…

2021年6月25日の週_しばらくは消極的モードで対処

先週末の米国市場と先物の急落を受けて、月曜日は大きく売られて終日戻らかった。結局、日経平均指数は-1000円以上の今年最大の下落だった。ところが、翌日はほぼ全戻しで上昇し、週間でプラスで推移した。下げ止まるかどうかで考えていて、ここまですんなり…

2021年6月19日の週_テーパーリング思惑

FOMC直後は微減で推移していたダウ指数が金曜日になって500ドル以上の大幅下落で、結局1週間で1100ドル以上の今年最大の下落になった。金曜日に日経先物が連動して急落しているので、月曜日の日本市場の下落は避けられないだろう。 これが初動なのか、一時…

2021年6月11日の週_アフターコロナへの試金石

プロ野球の客入れ開催、サッカー代表の親善試合、某格闘イベントの満員御礼開催など五輪開催確定に向けての試金石とも言えるイベントを着実に消化している。これは同時にアフターコロナに向けての試金石でもあり、コロナ&五輪開催悲観モードから社会全体の潮…