2022年度のパフォーマンスランキング(確定損益ベース)
ワースト銘柄
1.サイボウズ(ショート)
2.はてな
3.ラクス(ショート)
4.IGポート
5.PRTIMES
ベスト銘柄
1.アズーム
2.アクシージア
3.日機装
4.弁護士ドットコム(ショート)
5.インソース
今年のワーストはサイボウズのショート。はてな、IGポートは長期ロングポジションの銘柄入れ替えのための損切り。
今年のベスト1はアズームの上昇局面でのポートフォリオバランス調整のための利益確定分。モメンタムでスカッと勝てたのはアクシージアくらいで短期トレードは全体的に低調だった。
確定損益ベースでは長期ポジの損切り分が響いて年間でマイナス。税収貢献できなかった。
ショートトレードでの損失が大きかったのは年初のロシア侵攻ショックからリスクオフにマインドが偏りすぎた影響かも。ショートポジが取りやすい銘柄に他の投資家も殺到して下げ止まってリスクヘッジにならなかった。
そのような下降局面でもパニックになることなく主力のアズーム、インソースのポジションを動かさなかったので評価益ベースでは年初来プラスを維持できた。
2023年1月へ持ち越す銘柄 (メイン口座のみ)
・アズーム
・IGポート
・はてな
・テイン
・GMOFHD
・インソース
・シノプス
・プログリット
・ラウンドワン
・KHネオケム(新規)
12月中の主なトレード
サイボウズ(ショート)の損切り。
長期保有銘柄だったIGポートを上昇局面で損切り撤退。2000円の節目到達でも強さを維持しているのを見て半数くらい買い戻し。
アピリッツを決算後に下がったところで買ったが、YCC金利アップ発言後の急落で損切り。
INTLOOP、あおぞら銀行を売買して利益確定。
ブティックスを含み益ラインからYCCショックの急落を受けてトントンで撤退。
銘柄についてコメント
アズーム
巡航成長ラインに入ったと評価。
当面のリスクは業務上の致命的な不祥事くらい。駐車場サブスク15万件達成のストーリーに綻びが出てこないかを見守りながら長期保有。
インソース
こちらも巡航成長銘柄。
コンプライアンスに関わる多種多様の研修を手掛けるだけに社内不祥事(社長のセクハラ報道とか)が致命傷になるリスクがある。人材研修企業から人材創出企業に転換することができればリクルートの後ろ姿が見えるくらいの位置にステップアップするポテンシャルがある。
テイン
今年の停滞要因の半分は中国のせい。今年の決算でチェックポイントはクリアしているので長期保有意向に変わりなし。
GMOFH
優待目的保有
はてな
マネタイズ下手の問題児。近い業種のnoteが上場したことで再評価につながれば良いのだけど。収益源がブログではなくてテクノロジーソリューションなのがnoteにない強み。
シノプス
インフレ時代に価値が出てくる廃棄削減という社会課題解決企業。試験導入からほぼ100%実用導入までつなげることができているので提供する機能は本物。(導入効果なしでキャンペーン終了後に解約が殺到したAIinsideのようなことにはならない?)
サブスク転換が上手く進んでいるかが確定する次の通期決算が重要。
プログリット
プログリットとライザップ、英語力とダイエットで成果とマネタイズの結びつきが強いのは前者。インバウンドの外国人観光客向けに英語力需要期待を考慮すると時価総額30億からの伸びしろはありそう。あと本田圭佑の広告効果アップの恩恵も期待できる。それでも直近IPO銘柄ということで不明瞭部分が多く次の決算が重要。
KHネオケム
原油価格のピークアウト恩恵がありそうな石油化学セクターの中からピックアップ。エアコンの利用する冷凍機油原料の世界シェアトップ企業。信越化学工業とそれ以外という構図の圧倒的王者がいるセクターで王者を上回るROEのポテンシャルがあるのはここくらいかも。(要調査)
IGポート
上昇局面で怪獣8号の制作発表が出てそろそろピークアウトすると判断して売却。直後の最悪のタイミングで来たスパイファミリーの劇場版発表。その後2000円台の節目でも強さを維持しているので少しだけ買い戻してみた。
ラウンドワン
米国事業のポテンシャルが今の株価に織り込まれているとは思えない。クレーンゲームブームの持続性がわからないのがリスク。