ほろうみの正解するポジ

投資の立ち位置を少しでも正しく理解するための記録╭( ・ㅂ・)و ̑̑ グッ !

2024-01-01から1年間の記事一覧

2024年12月27日の週_ハズレ値国家アメリカとハズレ値指数東証グロース

米国経済が前年の反動から下げることなく強く推移し、利下げが事前予想よりも遅いペースになった。 コロナ禍後の反動上げが継続した状態で来年1月からトランプ政権を迎えることになる。 日本経済はインフレの影響を実生活で強く意識される1年になったが、7月…

2024年12月20日の週_円高警戒を捨てる

FOMCが定例会合で主要政策金利を0.25ポイント引き下げることを決定。この発表よりも、2025年度の計画を「0.25ポイントの利下げ2回」と事前予想よりも弱い引き下げを示唆したことがサプライズだった。 日限政策決定会合は現状維持で利下げを先送り。これで202…

2024年12月13日の週_中国の金融緩和と財政支出拡大方針

7月~9月の実質GDPが速報値から上方修正されて前期比率1.2%。これは日銀の利上げ決断の材料になりそうだが、日銀が根回ししているのか「次回の会合で利上発表なし」の観測報道がここ数日の間に複数のメディアから発信されている。 コロナ禍の反動からのイン…

2024年12月6日の週_国際情勢が目まぐるしく動く

韓国の尹錫悦大統領が12月3日夜間に戒厳令を発表し、その6時間後に撤回。自分が目を覚ました時にすべて終わっていたのでリアルタイムのダイナミックな展開は体験できなかった。 その後は大統領の辞任が確定事項かと思われたが、野党が提出した弾劾議案が与党…

2024年11月29日の週_12月2日からマイナ保険証に切り替え

中国経済は世界経済低迷の一因になっていたが、製造業景況感が2ヶ月連続50超えで底入れが見えてきたかもしれない。ただ、来年からはトランプ新政権による追加関税も予想されていて見通しは依然として不明瞭だ。 欧州、とくにドイツの景気動向の弱さが顕在化…

2024年12月へ持ち越す銘柄

2024年12月へ持ち越す銘柄 (メイン口座のみ) ・アズーム・テイン・インソース・GMOFHD・のむら産業・新晃工業・明豊FW・ボードルア・アイビス・ジンジブ(new)・日本通信(new) 11月の主な売買 ウェルネットを利益確定。 エターナルホスピタリティGを買…

2024年11月22日の週_エヌビディア株価の指数インパクト

エヌビディア決算の週だった。以前ほど市場全体への影響力は低下してきているように見えるが、指数へのインパクトは大きいことには変わりない。エヌビディアが主要500社時価総額の増加分の4割弱を1銘柄で占めた結果、ナスダックは最高値を更新した。 ウクラ…

2024年11月15日の週_マスメディアとネット世論の力関係の逆転を示唆

17日の兵庫県知事選挙で、斎藤元彦前知事がパワハラ不祥事報道の逆風の中で当選したのがサプライズだった。 都知事選、衆院選と続くこの結果は、マスメディアとネット世論の力関係の逆転を示唆している。これが社会にとって良い方向に繋がるかどうかの結論は…

2024年11月8日の週_米国大統領選はトランプ氏の勝利

米国大統領選挙はトランプ氏がハリス氏を破って勝利。事前の接戦予想よりは圧勝だったのがサプライズだった。米国でも(日本とは違う形で)分断が進んでいて、意見を違える対象同士の声が届きにくくなっていて、包括的な見通しの解像度は悪くなっているのか…

2024年11月1日の週_米国大統領選挙の週

米国大統領選挙は日本時間の6日午前から開票作業。最終的な結果が判明するのは7日になる見通しで、FOMCを挟むことになる。 現時点ではトランプ氏とハリス氏が均衡している見通しで、トランプ有利予想でトランプ氏が負ける最も市場へのインパクトが大きいパタ…

2024年11月へ持ち越す銘柄

2024年11月へ持ち越す銘柄 (メイン口座のみ) ・アズーム・テイン・インソース・GMOFHD・のむら産業・新晃工業・ウェルネット・明豊FW・ボードルア(new)・アイビス(new)・エターナルホスピタリティG(new)・大和工業(ショート new) 10月の主な売買 …

2024年10月25日の週_衆院選は自公政権が過半数を割る結果に

27日の衆院選は自公政権が過半数を割る結果に。立民と国民は躍進。維新は票を減らすが大阪の選挙区は全部取った。 今回の選挙の感想 立憲民主と国民民主との支持年齢層の乖離。国民民主は現役世代に足場を作ることができたように見える。 石破さんが逆張りだ…

2024年10月18日の週_ベースフードのネガティブをあっという間に流水

ベースフードが下方修正決算の翌日に出来高急増のS高の大相場に。メルコ社長の個人での大量購入が要因。18日もS高で、長らく続いたジリ貧展開の地上戦からド派手な空中戦に移行。 11月23日でカビショック(会社発示日)からちょうど1年経過。その日の終値が5…

2024年10月11日の週_株式市場マジデムリ

月末に衆院選を控えた日本市場の方向感の無さが継続している。米金利の利下げ後から日米の逆相関が拡大していることも要因になって、長期筋、短期筋関係なく積極的にトレードをするのが難しい地合だ。 中国の金融緩和、景気刺激策の打ち止め観測で、歴史的な…

2024年10月4日の週_石破ショックから石破ラリーに

石破首相が所信表明を発表。前政権の追認がほとんどで総裁選時の反自民党的な主張とは大きく転換する内容。独自色があるとすれば地方創生の強化くらいか? 日曜日に一部の裏金疑惑の議員を非公認にすると発言。裏金問題自体には関心は薄いが衆院選にどういう…

2024年10月へ持ち越す銘柄 

2024年10月へ持ち越す銘柄 (メイン口座のみ) ・アズーム・テイン・インソース・GMOFHD・のむら産業・新晃工業・ベースフード・ウィルネット・明豊FW(NEW) 9月の主な売買 青山財産ネットワークを石破ショックの30日にCP確保のために微益売却 サイボウズ(…

2024年9月27日の週_石破新総裁のサプライズ選出

自民党総裁選で石破茂氏がサプライズ選出。その後は石破ショックと呼ばれるくらいに先物が暴落。 後ろ盾の力学が働いた無難な大臣候補の報道を受けて、月曜日は一旦落ち着きを取り戻したような値動き。10月1日に新首相として組閣することになる。 中国で景気…

2024年9月20日の週_工業製品と農作物の価格ギャップが顕在化

FOMCが事前予想通りに0.5pの利下げを発表。市場の底堅さを見る限り0.25pじゃなかったことによりハードランディング懸念は今のところ出てきていない。 EVの過剰在庫放出、鉄鉱石価格の下落など中国発のデフレが世界経済に影響を及ぼしつつある。中国経済の底…

2024年9月13日の週_待ち受けるいくつかの分岐点

これから次のような分岐点が待ち受けている。それぞれがリスクマネー市場に大きな影響を及ぼすことになる。 自分自身ができることは少ないので、大きなうねりのなかで弾き出されないように原理原則を守りつつ柔軟に対応したい。 ・FOMCの利下げ幅が0.5ポイン…

2024年9月6日の週_FOMCまでのタイムラグに動いてくるかどうか

米国市場は雇用統計の悪化を受けて金曜日に大幅下落。この結果を受けて市場関係者の予想が0.5pの利下げに傾く。 16日のFOMCを待たずに、投機筋の先回り売買でドル円が140円を割り込む水準まで円高に進むかもしれない。そうなった場合は日本市場への影響は免…

2024年8月30日の週_米国の利下げを意識

エヌビディア決算はすでに高い期待値の範囲内だったようで、直後に投機筋の売買によるボラが出たくらいで大きなインパクトはなかった。市場全体への感応度は以前より弱まっているのが確認できた。 9月のFOMCでは利下げすることが既定路線になっていて、6日の…

2024年9月へ持ち越す銘柄

2024年9月へ持ち越す銘柄 (メイン口座のみ) ・アズーム・テイン・インソース・GMOFHD・のむら産業・新晃工業・ベースフード・青山財産ネットワーク(NEW)・ウィルネット(NEW)・サイボウズ(ショートNEW)・吉野家HD(ショートNEW) 8月の主な売買 KHネ…

2024年8月23日の週_米国リセッションと中国の過剰生産

米雇用統計の大幅下方修正直後に開催されたジャクソンホール会合で、パウエル議長から方針転換を示唆するコメントが出た。 米国のリセッションが今の段階でどこまで織り込まれているのかを意識しながらの判断が必要になってくる。米国債とドル円を重要指標と…

2024年8月16日の週_メルトダウンからの記録的な日本株の買い戻し

今週はメルトダウン後からの記録的な買い戻しが継続して、2番底の警戒を吹き飛ばした。 パニックが無かったかのように円キャリートレードも復活しつつあり、心配するだけ裏目出る展開になっている。 二番底の要因になると考えている米国リセッションの懸念は…

2024年8月9日の週_令和の日本株メルトダウン

TOPIXと日経平均は5日に12%以上急落し、1987年10月に米国株が暴落した「ブラックマンデー」以来の下落率。この前後を挟んだ3日間の下落率は20%に達し(グロース250指数は25%)、TOPIXはブルームバーグのデータでさかのぼることができる59年以…

2024年8月2日の週_追加利上げから半日のタイムラグを経てからのパニック

日銀の追加利上げ発表の翌日から日本市場はパニック相場に。。 2日の日経平均の下落幅は1987年のブラックマンデーの以来の史上2番目の2216円。ただし、率に直すと30位くらい。 個人投資家への心理的インパクトは大きく、米国の雇用統計の悪化もあって月曜日…

2024年8月へ持ち越す銘柄 

2024年8月へ持ち越す銘柄 (メイン口座のみ) ・アズーム・テイン・インソース・GMOFHD・シノプス・のむら産業・新晃工業・ベースフード・KHネオケム・遠州トラック(NEW)・ソフトバンクグループ(ショート NEW) 7月の主な売買 アセンテックを損切り。 運…

2024年7月26日の週_市場の波乱とともにパリ五輪が開幕

ナスダックが1年9ヶ月ぶりの下落率。ドル円が一時151円台まで急落して、TOPIXも週間で-5.6%の下落。今週は紛うことなき波乱相場だった。このまま夏枯れ相場の中の潮目転換になるんだろうか? 来週はマイクロソフトから始まる米大型ハイテク銘柄の決算が出て…

2024年7月19日の週_バイデン大統領が撤退表明

バイデン氏が大統領選挙からの撤退を表明。前々から噂されていたことなので驚きは少ないと思われるが、トランプ大統領の復活の道筋が一段と鮮明になった。 クラウドストライク社のシステム不具合の影響で世界中の端末がストップしてしまった。デジタル赤字の…

2024年7月12日の週_「もしとら」から「ほぼとら」?

特異日で終わった週にトランプ候補の暗殺未遂。波乱の予兆。 月曜日は祝日で日本市場は休場。 チェック事項 4月から物流業、建設業に時間外労働の上限規制が適用 ドル円が一時157円台の円高に振れる 信用買い残は18年ぶりの高水準 7月3日から新紙幣の発行 キ…