ほろうみの正解するポジ

投資の立ち位置を正しく理解するための記録╭( ・ㅂ・)و ̑̑ グッ !

投資

2023年8月25日の週_ジャクソンホールのホールは穴

よくよく考えてみたら、ジャクソンホールの場所もちゃんとわかってないのに警戒していたのは変な話だった。会合終了後も方向転換するような気配はなく、円安基調も止まらず146円台で推移。 24日に長年の懸案だった処理水排出が開始された。日本国内の反応は…

2023年8月11日の週_潮目の転換を待つスタンスで

テインの決算が出て自分の中の決算シーズンはほぼ終わり。直近のパフォーマンスを総括すると、インバウンド関連、値上げ食品関連にまったく乗れてないのが厳しい結果になった。人材系の逆張りは短期スパンで見ると失敗。 米国の金利政策の転換、その影響を受…

2023年8月4日の週_決算シーズンも折り返しに

日銀会合、FOMCという重要イベントが終了し、重要指標も一通り出揃ったので、各社の決算結果がよりダイレクトに市場に影響を及ぼしてくる地合いになりそうだ。 ビックモーター問題は損保ジャパンへの延焼が鎮火出来ないレベルになってきている。泣く子も黙る…

2023年7月28日の週_植田日銀が動きます

日銀が28日の会合でYCC運用を柔軟化方針を発表。長期金利の上昇抑制を目的に国債を買い入れる指し値オペの水準を、従来の0.5%から1.0%に引き上げた。 この方針転換自体が実体経済に直接作用する度合いは微々たるものだが、ゼロ金利政策終了を見据えた動き…

2023年7月21日の週_決算シーズンと不安定な為替市況

ドル円の乱高下が続いている。市場関係者のコメントひとつで大きく動いしまって落ち着きがない。 ロシアの穀物合意停止でウクライナからの穀物の輸出が止まってしまうのは大きな気がかりだ。穀物需給の悪化は世界経済に波及する。何よりも依存度が高い新興国…

2023年7月14日の週_ドル円が1年の最安値137円台まで

前週からの円高基調が止まらず、ここ1年の最安値137円台まで下落。日銀のYCC政策の修正思惑の影響があるとの関係者コメントが出ているが後付け感が強い。米金利とその方向性の思惑との相関性だけは気にしておきたい。FOMCが利下げに移行したらよりダイナミッ…

2023年7月7日の週_円安はひとまずピークアウト

145円台をタッチしたドル円は142円台まで円高方向に振れてピークアウトの様相。日米の株価指数もここ一ヶ月の右肩上がりからもみ合い状態移行したように見える。 日米で重要指数発表が続いているが、ほとんどが想定通りのコロナ禍時代からの立ち直りを裏付け…

2023年6月30日の週_ドル円が145円台まで下落

ワグネル問題はプリコジン氏がベラルーシに到着したという報道は出たが、それ以降は観測報道が中心で大きな動きは見られない。 ウクライナ東部の戦局も一進一退でウクライナ側に大きな戦果は出ていないもよう。サポリージャ原発付近でのロシア軍のテロ活動と…

2023年6月23日の週_びっくりワグネル露侵攻劇

24日にワグネルがロシアで武装蜂起し、ロストフの南部軍管区司令部を制圧し、その日のうちにモスクワまで200kmの地点まで侵攻。その後ルカシェンコ大統領の仲介により、ワグネルは侵攻拠点から引き上げてプリコジン氏は亡命? プリコジン氏が求めていたショ…

2023年6月16日の週_アベノミクス相場の初動に似ている?

予想されていた衆議院議員解散の線はひとまず消えた。FOMCは利上げは無かったが今後の利上げを匂わす発言も出ていて方向感が定まらない感じ。こうした結果は市場に大きな影響を与えなかったように見える。 日経平均が売買代金を伴っての上昇を継続。10週連続…

2023年6月9日の週_不確実性が高まったFOMC

節目を越えて上昇し続けた日本市場がピークアウトする警戒感が強まっている。海外投資家の動向次第なのが共通認識になっているが、ここ数ヶ月のフローだけで流入してくる海外マネーの限界を設定するのは間違ってる。アベノミクスの始まりからの長期スパンの…

2023年6月2日の週_小型株にも方向転換の兆し

5月末日の日本市場はMSCI指数のリバランスの影響が大きく過去最高の売買代金(6兆9552億円)だった。6月2日の金曜日はこれまでずっと低迷していた小型株にも大量の買いが入ってきて、方向転換の兆しが見えてきた。 6月13日のFOMCは利上げ終了思惑もあって注…

2023年6月へ持ち越す銘柄

2023年6月へ持ち越す銘柄 (メイン口座のみ)・アズーム・テイン・インソース・はてな・GMOFHD・シノプス・ブティックス・モビルス・アセンテック・スターツ出版(新規)・トーカロ(新規)・プレミアグループ(新規) ラウンドワンを決算後に利益確定。chat…

2023年5月26日の週_確実性の罠

エヌビディアがChatAIブームの恩恵を受けてコンセンサスを上回る決算を発表して急騰した。そのインパクトは大きく、アドバンテストのような関連銘柄にも大量の連想買いが入ってきた。 Twitterで9年前に150万円で買ったエヌビディア株が80倍になった個人投資…

2023年5月19日の週_日経平均30000超えとG7広島サミット

G7広島サミットが5月19日から始まった。ゼレンスキー大統領が20日にサプライズ来日し、各国首脳と会談。21日には原爆資料館に訪問した。その後、滞り無く全てのイベントが終了し、各国首脳は無事帰路についた。 サミットを通して一番の収穫は、ゼレンスキー…

2023年5月12日の週_慎重なガイダンス

GWは観光客で賑わっていたが、交通機関の利用状況を見ると、連休後半の悪天候の影響もあってコロナ禍前の水準までは戻らなかった。感染者数の増加懸念も出てきているので、過度な楽観マインドを抑えて冷静になったほうがよさそうだ。 決算シーズンの山場を越…

2023年5月5日の週_通常モードのスイッチが入った

このGWは日本中の観光地が混雑していた。一部のスポットは過剰過密が心配されるレベルだった。地元の繁華街の人混みもすでにアフターコロナだった先月と比較しても明らかに増えていた。 国民の通常モードにスイッチが入って、非常事態マインドから切り替わっ…

2023年4月28日の週_決算シーズンがはじまる

米国で貸出悪化が出始めている。商用不動産の融資問題も顕在化しつつあり金融ショックの第二ラウンドを警戒しておきたい。 決算シーズンが本格化したが、ガイダンス未発表の信越化学工業が売られて、弱気予想のファナックは買われたりして大型株でも方向性が…

2023年4月21日の週_海外投資家が日本に戻ってきた?

4月の第2週に海外投資家が8年5ヶ月ぶりの規模の記録的な買い越し。(現物1兆495億円、先物5378億円)ウォーレン・バフェット氏の商社株の追加投資を報道を受けた影響だと思われるが、機関投資家の本格的な買い転換ならボリューム的に単発で終わらず、一定期…

2023年4月14日の週_インフレピークアウトから不動産バブル崩壊の兆し

欧米で不動産バブル崩壊の兆しあり。とりわけ商業用不動産の不良債権が懸念材料になってきそうだ。 Appleを含めた全PCメーカーで出荷数が30%弱の急落。在庫も高水準で推移していているのでこの業績不調は長期化しそうだ。 米国では記録的な高値で推移してい…

2023年4月7日の週_黒田総裁退任

大阪有機化学工業が第1四半期で通期決算を下方修正、サムスン電子の大幅減益など電子材料系の逆風が顕在化している。 日銀短観で製造業の景況感悪化の観測。非製造業は観光関連の後押しもありプラス。この状況で前四半期までは絶好調だった信越化学工業の決…

2023年3月31日の週_新年度の始まりと節目

金融ショックがひとまず収まって楽観モードが戻ってきたように見えるが、ショートカバーに押し上げられた一時的な上昇で終わるかもしれない。与信厳格化による余波が思いもよらないところから生じる蓋然性があることを意識しておきたい。とくに連邦債務上限…

2023年3月24日の週_ラスボスはドイツ銀行?

WBC日本代表優勝おめでとう! 金融ショックは消火装置を総動員したことでひとまず鎮火したようだ。当然のことだが信用リスクは対処療法措置で完治する問題ではなく、予断を許さない状況に変わりはない。ドイツ銀行が破綻するような事態になれば燻り続けてい…

2023年3月17日の週_金融ショックが続く

20日の日本市場が始まる前に、USBがクレディ・スイスを4300億円で買収することを決定した。PBR0.06くらいの評価額で、160億フラン相当(2兆円強)の永久劣後(AT1)債が無価値になるので民間投資家がリスクを丸かぶりした形になる。(よくわかってないので間…

2023年3月10日の週_SVB破綻からのネガティブインパクト

3月9日にSVB(シリコンバレーバンク)の突然の一部資産売却発表、それを受けての破綻不安からの取り付け騒ぎ、10日深夜に事実上破綻と目まぐるしく動いた。このニュースを受けて、すでにピークアウトの兆しが出ていた世界の金融セクターがさらに急落した。 …

2023年3月3日の週_インフレが続く

米国はサービス消費が好調で景気の底堅さが見られる。ただ、公的給付による一時的な底上げと、景気回復と連動して利上げ継続観測が強まることを考慮する必要があり、短い時間軸で評価すると判断を誤ることになる。 中国経済には悲観的な観測が出ている。ゼロ…

2023年2月24日の週_ロシアのウクライナ侵攻から1年

2022年2月24日のロシアのウクライナ侵攻から1年を経過した。直接的な戦闘だけでも両国で10万人を超える多大な死傷者が出ている。また、戦争による間接的被害はコロナ禍から立ち直りつつあった国際社会に様々な形で波及している。経済的損失だけを見ても、様…

2023年2月17日の週_均衡が破られるタイムリミット

TOPIX指数の±10%のボックス相場が1年以上続いている。日銀新総裁発表がこの均衡状態が破られる節目になるかなと警戒していたが、現時点ではその兆候は見られない。新体制になってから具体的な方向性が見えてくるまでを均衡が破られるタイムリミットとして警…

2023年2月10日の週_日銀新総裁に植田和男氏

日銀新総裁に植田和男氏を起用の一報が入ってきた。日銀の審議委員を務めた経験がある著名な経済学者とのことだが、下馬評ではまったく名前が出ていなかった人物であり、先週の投稿で新総裁予想は参考程度に受け止めたほうがいいと言ったことが的中した感じ…

2023年2月3日の週_新総裁と値上げラッシュ

2月6日に雨宮正佳副総裁に就任を打診というニュースが出てきた。ただ、前任の時にこの段階で名前が出てたのは黒田氏ではなく武藤氏だったので、参考程度に受け止めたほうがいい。 ここからの地合は米国市場が大きく崩れることがなければ、極端な緊縮路線の人…