2022-01-01から1年間の記事一覧
週初めから潮目が良い方向に変わってきたと思ったら、週末に怪しくなってきた。10日に発表された米国の5月消費者物価指数(CPI)が40年5ヶ月ぶりの高水準で、これを受けて米国市場が急降下した。下降トレンドからのV字回復期待に冷水を浴びせることになった…
NYダウは先週の底入れから一旦は下降フェーズがストップしたように見える。ただ、雇用統計発表までの様子見モードで動かなかっただけかもしれないので、来週以降は材料出尽くしで荒い値動きが戻ってくるかもしれない。 日本市場は今週も閑散相場が継続で、6…
NYダウは9週間ぶりに上昇。ただ、これだけで「底入れシグナル」と受け止める投資家はほとんどいないだろう。ロシアによるウクライナ侵攻の終結、中国のロックダウンからの完全復活が来ない限りV字回復はない。このまま環境に変化がなければ方向感の弱い地合…
18日のNYダウが1164円安で2年ぶりの下げ幅。週間では90年ぶりの8週連続下落になり逆回転が止まらない。ただ、相対的に日本市場は現状ラインに留まっている。先行して下げていたこと、インフレ進行のペースが遅いこと、円安による値ごろ感が要因だと思われる…
先週に引き続きボラティリティが大きい地合いだったが、金曜日と週末の反応を見る限りは市場心理は一旦底入れを兆しが見えてきた。決算シーズンが終わったので身軽になって動く投資家が多い影響もあるかもしれないが、長期チャートを見ると底値とは言えない(…
今週の日本市場はGWだったので2営業日だけだったが、米国市場はFOMCというイベントを挟んで先週からのハイボラを引き継いだ展開だった。買い戻しが入ってもそれを上回る売りで下げトレンドが形成されている感じで、機関投資家のリスクオフが続いている。 岸…
ここ数年間上昇し続けていたNASDAQがピークアウトしたのかもしれない。長い時間かけて形成されていた相場崩壊のインパクトは大きい。流出するマネーの行き先を考えるよりは、反動による市場全体のパニックを警戒する方を優先したい。 ウクライナ侵攻いまだに…
米国市場が明確な下降トレンドの兆し。日本市場も連動して下げている。金曜日夜間の急落を受けて月曜日の日本市場もGDでスタートする。 28日は主力のアズームの決算。現物オンリーのポジションなので動かさないで見守るだけとは言え、この決算の結果によって…
国内の電力の入札不調が相次ぎ、需給ギャップが顕在化してきている。短期間で取れる対策が限定的な状況で、抜本的な対策として稼働停止している原発の再稼働が不可欠だ。 参院選の選挙公約に原発再稼働を入れるか入れないかで電力政策のスピード感が変わって…
今回の戦争でOODAループの最初の2つの"O"「Observe(観察)Orient(状況判断)」の重要さを再認識されられた。ロシア軍はこの2つのフェーズが機能していないことによって戦略が破綻してしまった。状況を正確に把握して上層部に伝達できていれば柔軟に対応し…
ウクライナの激戦地からロシア軍の撤退したことで、海外メディアの取材が可能になり、ロシア軍の侵略の酷いリアルが世界中で共有された。以前から戦争が終わっても国際関係改善、経済復興の道筋は厳しいと想定していたが、この報道で確定した。 4月4日から新…
今週も円安上昇が止まらなかった。この流れに後押しされて日本市場も全体的に上昇基調で、新局面に突入したと言える。ただ、このような状況であっても、ロシア軍が化学兵器、核兵器を使用するような事態になれば一瞬で反落するストーリーは頭の片隅に入れて…
日米欧の貯蓄388兆円に 内閣府報告書「消費に向かう」: 日本経済新聞 新型コロナウイルス流行後、主要国で家計の累積貯蓄額が膨らんでいる。内閣府が31日公表した報告書「世界経済の潮流」によると、米国と欧州、日本の2021年前半の家計の累積貯蓄額は計388…
中国で不人気だった中古車、32兆円規模の市場創出なるか-輸出にも力 - Bloomberg 中国では2億7000万台を超える自動車が走るが、2019年に販売された中古車はわずか1500万台ほどと推計されている。オーストラリアや英国、米国など、新車よりも中古車が多く売…
ロシアが期限が迫っていた国債利払いを実施しデフォルト回避。ロシア政府内に合理的な状況判断の余地が残されているのかもしれない。 中国の規制当局も市場と寄り添う姿勢を見せたことで下げ続けていた株式市場が反転した。 これらの報道がポジティブ評価さ…
東日本大震災から11年目。震災後に円が急騰したのを覚えている。調べてみると1ドル76円前半まで達していて、今の円安局面と大きな開きがある。有事の円買いという経験則は消えてしまった。 ヨーロッパの制裁でロシアと中国を結ぶ海運ルートが使えなくなるこ…
3日連続のマザーズ指数の急騰で、トレンド転換の兆しが見えたがその期待が砕かれた。金曜日にウクライナの原発施設へのロシア軍の砲撃が報道されると市場がGUから一転してパニックになって急降下した。踏みしめようとした足場はぬかるんでいた。 戦争終結の…
24日にロシアがウクライナに軍事侵攻した。SNSで流れてくる状況報告に気分が重くなる。 正直に言うと、この急展開が想定していなかった。投資家としてリスクとリターンの短いサイクルに接する日々が、気づかないうちにリスクに対して近視眼的に仕向けていた…
先週はマザーズ指数が一時700pを割り込むまで下落。足場が不安定な地合が続いているが、投資家の反応を見るとその不安定さに慣れつつありパニック的な反応は少なくなっている。熱湯で慣らされたゆでガエル状態なだけかもしれないが。 北京五輪が20日に閉幕。…
五輪期間中に想定外のウクライナ情勢の悪化報道があり、週末の海外市場は軽くパニックなったまま終了した。そのショックを最初に受けることになるのが金曜日が休みだった日本市場になるわけだが。。。月曜日は決算集中日とも重なって身構えて警戒している投…
マザーズ指数は一旦底入れしたように見えるが、個々の銘柄のボラティリティの高さは続いていて予断を許さない状況に変化はない。崩れた足場はまだ固まっておらず、おそるおそる踏みしめながら登っているイメージだ。北京五輪期間中は地合に大きな動きは出て…
マザーズ指数が-25%超のリーマン・ショック級の下落。とくに中小型のグロース銘柄のパフォーマンスが破滅的な結果になった。昨年後半からの下降フェーズで個人投資家の消耗が著しい。足場が崩れたまま決算シーズンに突入してしまった。 自分自身はブレーキを…
日本市場は米国の下げにだけきっちり連動するハードモードが続く。一旦底入れしたかなという局面で裏切られる展開が続き、決算シーズンと北京五輪が重なる2月になっても戻る兆しが見えない。 ここまで来たなら、決算後の値動きを見ることで市場の評価と個別…
15日にトンガ付近の海底火山が噴火し、日本の海岸にも津波が押し寄せる影響が出た。通信障害の影響もありトンガ国内の被害状況は不明なところが多いが、破滅的な被害は免れた模様。ただ、過去の同様の事例からこれから引き起こる世界各国に及ぶ中長期的な影…
マザーズ指数が2日連続で5%の大幅下落。2022年度は最初の週から10%超という記録的な下落でスタートした。 昨年の一年間で対日経平均比で大幅にアウトパフォームしたマザーズ指数が、ここから大きく下げる可能性は限定的だろうという油断していた。過去の結果…
2021年度のトレードは評価益ベースでは主力枠のアズームの貢献で日経平均の年間上昇率を上回る数字を出せた。確定損益ベースだとレアジョブの大損失を複数の含み益銘柄でカバーすることができて微益ラインまで持ってくることができた。反省点はあるが小型株…