マザーズ指数が続落。決算発表、米国大統領選挙というイベントを控えたタイミングで、ここ数ヶ月間上昇していたハイテク銘柄を中心に利益確定売りが入ったようだ。
日経平均構成銘柄にファミリーマートが外されてネクソンが入った。同じゲーム関連銘柄の任天堂、スクエアを差し置いての新規採用は誰から見ても不可解な対応。このような市場の信頼性に悪影響を及ぼすことになる決定はボディブローのように後からじわじわと効いてくるかもしれない。
11月の米国大統領選挙までは売買高が少ない閑散相場が続くだろう。売買高が少ないことによるボラティリティの上昇は覚悟しておくべき。米国選挙が終了しても結果が拮抗した場合は次の大統領が決定が長引くことになる。直近までコロナショックから上がり続けていただけにこれからの反動減が怖い。後に◯◯ショックと呼ばれるヤバイやつが来るかもしれない。
市場のボラティリティが高くなっているタイミングでわざわざハイボラ銘柄を増やす必要はない。現行保有銘柄の出し入れを中心にしばらくは大きな勝負はしない方向で対処する。
留意事項
- 米中衝突
- 米国大統領選挙11/3
- 中央銀行の動向
- 菅内閣の期待値の高止まり状況
- 世界各国でコロナ感染者が高止まりしている
- コロナ禍の経済対策ための財源問題
- Gotoキャンペーンで国民の経済マインドに変化
- 11月の追加経済対策
- 大阪都構想選挙11/1
- イベントをひかえた閑散市場
- 銅が高値圏で推移
対応方針
- 柔軟に対処できるようにキャッシュ比率を意識する
- すべての銘柄が同じタイミングで上昇しなくてもいいと割り切る
- 一時的な要因で業績が良くて期待値が上がっている銘柄を外す
- 一時的な要因で業績が悪くなって期待値が下がっっている銘柄を狙う
- これ以上決算勝負のポジは増やさない
日経平均 +0.45% 2週ぶり上昇
TOPIX +0.47% 2週ぶり上昇
東証2部 +1.37% 2週ぶり上昇
マザーズ -4.94% 2週連続下落
日経JQ +0.12% 2週ぶり上昇
REIT -0.14% 2週ぶり上昇
NYダウ -0.95% 4週ぶり下落
SP500 -0.53% 4週ぶり下落
ナスダック -1.06% 5週ぶり下落
原油WTI 40.6→40.88→39.85 -2.52%
金先物 1926→1906→1905 -0.06%
銅先物 3.082→3.067→3.129 2.00%
ドル円 105.59→105.4→104.69 -0.67%
日経VI 22.86(10/23)
みなし額面は25円で、29日の算出から採用する。銘柄選定ルールに従い、ファミリーマートと同じ消費セクターで未採用の高流動性銘柄としてネクソンを選んだと説明した。
市場関係者から意外感があるとの声が出ている。SMBC日興の伊藤桂一氏は「流動性を基準に選ぶなら、もっとほかの銘柄があったはず」と話す。市場で候補銘柄とされていたZOZOやカカクコムに比べ入れ替えの影響がやや大きいと指摘した。