9/29 NTTがNTTドコモ子会社化を発表
10/1 東証がサーバー機器トラブルで終日停止
10/2 トランプ大統領がコロナ陽性 土曜日に治療のため入院
大きなニュースが続いた一週間だったが、株式市場のボラティリティは小さかった。それでも日経VIは25を越えて上昇傾向なのが気がかりである。
来週はトランプ大統領の容態によっては、国際社会に大きな影響を及ぼすことになるかもしれない。直近の報道では容態は安定傾向にあるみたいだけど、高齢者の感染だけにどうなるかわからない。早く回復して復活宣言してほしいところ。
国内状況は、菅政権の期待値が高い状況が続いている。ただ、これは期待値の高止まり状況から下がっていくのを待つだけのフェーズの可能性もある。口先だけの政治介入ではいつかは期待が剥落してしまうのでより実効性がある具体策が求められる。
ITセクターの先導銘柄だったチェンジが一週間で-32%の大幅下落。ただ、市場全体への影響は今のところ小さい。
過剰警戒してリスクオフする必要はないが、世界状況、国内状況ともに下落要因のほうが多くなってきているので、どのような状況になっても対応できるようキャッシュ比率は今の水準を維持しておきたい。
留意事項
- 米中衝突
- 米国大統領選挙の動向 トランプ大統領がコロナ感染
- 中央銀行の動向
- 菅内閣の期待値の高止まり状況
- 世界各国で感染者数増 再度ロックアウトの動きがあり 仏で来週あたり?
- 9月の連休後のコロナ感染者数の動向→現時点で急増していない
- 先導銘柄チャンジ大幅下落
今後の対応方針
- 柔軟に対処できるようにキャッシュ比率を意識する
- すべての銘柄が同じタイミングで上昇しなくてもいいと割り切る
- 不要不急サービスの需要回復に注目
- 非対面サービスに注目
- 一時的な要因で業績が良くて期待値が上がっている銘柄を外す
- 一時的な要因で業績が悪くなって期待値が下がっっている銘柄を狙う
日経平均 -0.75% 3週連続下落
TOPIX -1.53% 2週連続下落
東証2部 -2.20% 2週連続下落
マザーズ +1.25% 3週連続上昇
日経JQ -0.73% 5週ぶり下落
REIT -1.00% 2週ぶり下落
NYダウ +1.87% 5週ぶり上昇
SP500 +1.52% 5週ぶり上昇
ナスダック +1.48% 2週連続上昇
原油WTI 37.33→41.11→40.25→37.05 -7.95%
金先物 1947→1962→1866→1907 2.21%
銅先物 3.039→3.116→2.971→2.977 0.22%
ドル円 106.14→104.55→105.6→105.33 -0.16%
日経VI 25 .96(10/2)
NTTは29日、上場子会社のNTTドコモを完全子会社化すると正式発表した。30日からTOB(株式公開買い付け)を行い、他の株主から3割強の株式を取得する。取得価格は1株3900円で、28日終値(2775円)に4割のプレミアム(上乗せ幅)をつける。買収総額は約4兆2500億円と、国内企業へのTOBでは過去最大となる。www.nikkei.com