マザーズ指数が週間で+8%超の大幅上昇で、2018年6月以来の1100pt越え。まさに我々は今、歴史的な上昇トレンドの中にいる。海外マネーも先週から急増しており(8月第2週海外勢が株+先物で9936億円の買い)、短期間で10バガーを達成する新興銘柄もいくつか出てきている。
だからと言って、この状況で幸福感に満たされて闇雲にリスクオンするのは危険だ。いつ振り落とされるかわからないハラハラドキドキのスリル感を感じているほうが健全なメンタルだと思う。実際にベテラントレーダーほどそういう慎重な態度で対応しているように見受けられる。
このような歴史的な状況下では、これまでのファンダメンタルズの評価軸がうまく機能しない。ここから新しい評価軸を見出すのは難しいので、ボートフォリオバランスを意識するほうに注力したい。(ろくすけさんの影響を受けてる)具体的に言えば、すべてのポートフォリオが同じように評価されて同じような値動きをするような状況はアンバランスなので避けるようにしたい。指数に連動して急上昇しているポジは全体の半分くらいに抑えるのがいいかもしれない。
日本国内の新型コロナに対するマインドの変化を実感するようになってきた。昼間の飲食店の集客が6月頃と比べるとかなり増えてきている。それにコロナの恐怖を率先して煽っていた某番組の某コメンテータが「経済的損失も考慮する必要がある」とちゃぶ台返し、じゃなくて方針転換し始めている。その流れの中での尾身会長の「流行のピークに達した」というコメントは決定打になったと言えるのではないだろうか。このマインドの変化は市場の記録的上昇トレンドをさらに後押しすることになるかもしれない。
留意事項
- 新型コロナのマインドの変化 ピークアウトした?
- 米中衝突
- 米国大統領選挙の動向
- 中央銀行の動向
- 世界各国で債務不履行の急増
- 新興市場の記録的上昇トレンド
- コロナショックによる農業従事者の移動規制と、水害による不作で世界的な食料不足の可能性がある。特に米国との貿易問題も抱える中国の状況を注視
- Pixel4aを入手
今後の対応方針
- 業績とは別のKPIにもとづく逆張り積み増しをメイン方針とする
- 読み間違うことを恐れないで地合いの方向性を決め打ちして対処する
- 不要不急サービスで一時的に下がった銘柄の逆張り。 ウィズコロナ銘柄の順張り。 この2パターンで考えてみる
- ポートフォリオバランスを意識 すべての銘柄が同じタイミングで上昇しなくてもいいと割り切る
- お金の使いみちがなくて金余り→ギャンブル、ガチャ、トレード
20日は、政府の分科会の尾身会長が講演を行い「東京や沖縄、大阪などでは医療機関への負荷が大きい状況が続いているが、今の流行は全国的にはだいたいピークに達したというのが私たちの読みだ。www3.nhk.or.jp
中国が突然、「食べ残しはやめよ」と呼び掛ける大規模なキャンペーンを打ち出した。洪水や感染症、バッタの大群、主要貿易相手国との摩擦激化に直面する中で、国民14億人に食料を安定供給する政府の能力を巡り、さまざまな臆測が広がっている。
日経平均 -1.58% 3週ぶり下落
TOPIX -1.19% 3週ぶり下落
東証2部 -1.06% 3週ぶり下落
マザーズ +8.05% 3週連続上昇
日経JQ +0.76% 3週連続上昇
REIT +3.02% 3週連続上昇
NYダウ 0%
ナスダック 2.65% 4週連続上昇
原油WTI 41.22→42.01→42.34 0.79%
金先物 2018→1949→1947 -0.14% 10週ぶり下落→2週連続下落
銀先物 27.54→ 26.53→26.72 2.46%
銅先物 2.792→2.859→2.917 2.05%
ドル円 105.93→106.59→105.78 -0.76%
日経VI 21.56(8/21)