マザーズ指数の週間パフォーマンスが13週間ぶりにマイナスだった。
ギャップアップで始まるがその日の内にマイナスまで下がるような変動が激しい銘柄が多く見られた。短期のリバ取りでリスクを回避したい思惑の投資家が増えてきているのだろう。連続で上がり続けていただけに反転まで時間がかかるかもしれない。
東京都の1日あたりの新型コロナの感染者数が100人を超えて推移するようになってきた。それに連動する形で日本全国でも夜の街を中心に感染者が増加してきている。この数ヶ月で世界中で蓄積された情報を参考にして感染者数を抑えつつ経済活動をなるべく止めない対策が求められる。
留意事項
- 自粛解除後もコロナ前の状態に戻るには時間がかかりそうな国内の現状
- 新型コロナの第二波の顕在化
- 米国の黒人差別反対デモが世界中に波及
- 中国と世界各国の衝突
- 中央銀行の動向
- ZARA、スターバックスなどの世界的ブランドのリストラ→失業率の増加→社会情勢の悪化
- 日本市場と米国市場の相関性の低下
- 新型コロナ後に増加した新規トレーダーの動向(短期のリバ狙いが多いと思われる)
- マザーズ銘柄のピークアウト懸念 日経平均との相関性の乖離
- 九州の記録的大雨による災害
今後の対応方針
- 激しいボラティリティに耐えることができるキャッシュ比率を意識した資金管理
- 業績とは別のKPIにもとづく逆張り積み増しをメイン方針とする
- 共感が得られそうなテーマを調べて投資する
- インフレに強い資産構成を意識する
- いくつかの銘柄は短期で利益確定してボックス相場に備える
- 「需給」と「地合」に分けて考える意識付け
日経平均 -0.91% 3週ぶり下落
TOPIX -1.59% 2週連続下落
東証2部 -1.21% 3週ぶり下落
マザーズ -6.64% 13週ぶり下落
日経JQ -2.81% 2週連続下落
REIT -1.08% 2週ぶり下落
NYダウ +3.25% 2週ぶり上昇
金先物 1780→1787 0.41%
原油WTI 38.49→40.28 4.65%
銅先物 2.659→2.699 1.5%
ドル円 107.22→107.51 0.27%
日経VI 23.54(7/3)