マザーズ指数が1週間で10%超も上昇したが、買われたのはマザースの中でも流動性が高い大型が中心のようで小型銘柄が多い自分のポジには恩恵は少なかった。
日経平均もソフトバンクGやファーストリテイリングといった寄与度が大きい銘柄の影響が大きように見受けれる反面、タブレット教材のジャストシステム、オンライン医療のエムスリー、食品容器のエフピコがYHを更新しているので、必ずしも先物主導というわけではなく様々な思惑のプレーヤーが入り混じっている感じなのかもしれない。
新型コロナがいつまでに終息するかよりも、マスク配布や10万円給付といった目先の話題に関心が集まっているように見受けられる。自粛活動の効果に対して楽観的すぎるのでは?この先の結果によっては市場にもネガティブな反動が来ることは覚悟しておきたい。
懸念事項
- 緊急事態宣言の効果に対して楽観的すぎる世間の風潮
- 不動産事業者(家賃保証事業も)のような間接的な事業者への影響も出てきていること
- 医療機関の感染者増による医療崩壊の可能性
- 世界各国でピークアウト後もなかなか減らない感染者数
- 経済活動停滞により減産合意後も歯止めがかからない原油安。
- 東南アジアのサプライチェーン
- 中国と世界各国の衝突
今後の対応方針
- 激しいボラティリティに耐えることができるキャッシュ比率を意識した資金管理
- バリュー銘柄に継続的な買いが入ってくるまではリスクオフモードで
- 短期リバ勢が逃げた局面で逆張り狙いをメイン方針とするように心がける
- 決算シーズンに向けての対応 決算後のボラに安易に飛びつかないように
日経平均 + 2.05% 2週連続上昇
TOPIX + 0.87% 2週連続上昇
東証2部 + 1.62% 2週連続上昇
マザーズ +10.28% 2週連続上昇
日経JQ + 3.43% 2週連続上昇
REIT + 1.85% 2週連続上昇
NYダウ +2.21% 2週連続上昇
SP500 +3.04% 2週連続上昇
ナスダック +6.09% 2週連続上昇
独DAX +0.58% 2週連続上昇
英FTSE -0.95% 2週ぶり下落
仏CAC40 -0.17% 2週ぶり下落
伊MIB -3.21% 2週ぶり下落
金先物 1752→1731 -1.20%
原油WTI 22.76→18.27 -19.72% (2週連続-19%以上)
ドル円 108.47→107.53 -0.88%
VIX先物 38.15(4/17) H45.45 L37.31 *過去最高は89.53(リーマンショック)
イタリア国債CDS 5year 238.7bp (4/18) 200bpが注意? 400bpが危険?