ほろうみの正解するポジ

投資の立ち位置を正しく理解するための記録╭( ・ㅂ・)و ̑̑ グッ !

2021年2月5日の週_節目を探る展開

 市場は先週の急落から戻ってきてピークアウトにはならず。ただ、グロースの先導株とも言えるエムスリーに戻りがなかったのが気がかり。節目を探る思惑と決算シーズンに入っている影響で、需給先行の短期スパンの売買の比率が高まっている。その結果もともと商いが少ない銘柄の閑散度合いが増している。

 

自動車関連が軒並み回復してきている。 直近四半期の売上はどこも好調で、とくに上方修正額が大きかったマツダはS高まで急騰した。引き続きシクリカル銘柄としてこのセクターに注目していきたい。

 

決算予想と直近の進捗との差が大きかったギフティの上方修正はサプライズだった。上方修正後は上昇基調を継続している。ただ、アズームは決算後のS安のまま低迷しているのでグロース市場全体にマネーが入ってきている状況ではなく、個別のバラツキは大きい。

 

 

留意事項

  • 中央銀行の動向 米国のインフレ予想が6年ぶりの高水準に
  • 日本国内の緊急事態宣言の延長
  • 半導体の供給不足による自動車生産の削減
  • 寒波による電力需要増、LNG供給能力、太陽光発電の出力低下に起因するタイトな電力事情 →ようやくLNG到着
  • DRAM、液晶パネル、コンテナ供給不足
  • ワクチンへの期待の高まり(期待が打ち破られた時の反動が怖い)
  • バイデン新政権の方針見極め

対応方針

  • 柔軟に対処できるようにキャッシュ比率を意識する
  • ポートフォリオの優先順位を意識
  • 決算シーズンに向けた対応 高値推移銘柄の利益確定売りを警戒
  • グロース銘柄とシクリカル銘柄に注目

 

 

f:id:horoumi:20210207081639p:plain

f:id:horoumi:20210207081919p:plain

https://www.morningstar.co.jp/world_index/

f:id:horoumi:20210207082058p:plain

f:id:horoumi:20210207083144p:plain



 

国内新車販売1月は6.8%増、緊急事態宣言の影響 前回ほど受けず

[東京 1日 ロイター] - 1月の国内新車販売(軽自動車を含む)は前年同月比6.8%増の38万4442台となり、4カ月連続でプラスだった。新型コロナウイルスの感染再拡大を受け、政府が2度目の緊急事態宣言を11都府県に発令したが、生産・販売活動に制約がかかった昨春の1度目の宣言時ほど影響を受けなかった。コロナ禍からの需要回復や新型車好調が続いた。

 

開発中止が続くAmazonのゲーム開発部門「Amazon Game Studios」はなぜ失敗したのか? - GIGAZINE

Amazonのゲーム開発部門であるAmazon Game Studiosは、2016年に3本のPCゲームの開発を発表しましたが、記事作成時点で発表済みのタイトルはほとんどリリースされておらず、それどころか複数のプロジェクトが開発途中で中止となったことが明らかになりました。

続きを読む

2021年1月29日の週_ゲームストップでゲームスタート

ゲームストップ株の狂乱劇が席巻した一週間だった。この騒動は米国だけではなく世界中の市場に波及してくる可能性があり、単純な規制強化で収束しないだろう。多くの参加者がしばらく立ち直れないくらいの損害を被る事態ならないかぎり終わらないかもしれない。それはまさしくバブル崩壊。。。

そこまで極端な事態に発展しなくても、これがきっかけになってバタフライ効果的に広範囲かつ断続的に影響を及ぼしていくことになるかもしれない。実際、売りポジで損失したヘッジファンドが投資方針の転換を宣言している。これはこれからの変化の初動段階とみなすことができるかもしれない。

ただ、この不確実性を悲観するのではなくてチャンスとして捉えることもできる。皮肉なことにゲームストップ株で令和3年のリスク市場の新しいゲームがスタートしてしまった。

 

今週はアズームの決算でS安を喰らった。もともと決算持越しを決めていた銘柄であったのと、決算内容に不満がなかったので損失額の割に心理的ダメージは少ない。こういうことはよくあるやつなので。とは言っても、ここから下がり続けるとメンタル的に苦しいので、分割前の10000円から3割減の3500円近辺がサポートラインになってほしいところ。

Jストリームの決算後の値動きを見るとウィズコロナで好業績が期待されている銘柄の決算プレーは避けたほうが良いだろう。投資先としてのウィズコロナは終焉したと判断して対処する。

 

 

留意事項

  • 中央銀行の動向 10年債利回りの上昇に注意する
  • 世界各国でロックダウン再開 米国の累計感染者数が2000万人越え
  • コロナ禍の経済対策ための財源問題と余剰キャッシュ
  • 日本国内の緊急事態宣言の延長
  • 半導体の供給不足による自動車生産の削減
  • 寒波による電力需要増、LNG供給能力、太陽光発電の出力低下に起因するタイトな電力事情 →ようやくLNG到着
  • DRAM、液晶パネル、コンテナ供給不足
  • ワクチンへの期待の高まり(期待が打ち破られた時の反動が怖い)
  • バイデン新政権の方針見極め
  • ゲームストップ株狂乱の影響見極め

対応方針

  • 柔軟に対処できるようにキャッシュ比率を意識する
  • シクリカル銘柄のトレンド転換を意識
  • ポートフォリオの優先順位を意識
  • 決算シーズンに向けた対応 高値推移銘柄の利益確定売りを警戒
  • プラットフォーム銘柄と自動車部品銘柄に注目

 

 

f:id:horoumi:20210131084629p:plain

https://www.morningstar.co.jp/world_index/

f:id:horoumi:20210131085132p:plainドル円 :104.68 +0.88%
VIX    :+51.03% 
ビットコイン:3586.00 +7.46%

 

ユニクロ、時価総額ZARAに迫る 販売効率なお課題 :日本経済新聞

ユニクロを展開するファーストリテイリング時価総額が今月、一時初めて10兆円を超えた。アパレル時価総額で世界一、ZARAを手掛けるインディテックス(スペイン)に肉薄。欧米に比べれば、新型コロナウイルス感染拡大の影響が限定的なアジアにユニクロ店舗の9割を構え、業績が堅調なためだ。持続的に企業価値を高めるには、在庫回転率など販売効率をどれだけ高められるかがカギを握る。

 

ルネサス、旭化成の半導体を代替生産 工場火災受け :日本経済新聞

2020年10月に起きた火災で旭化成のグループ会社の半導体工場の生産ラインが停止していることを受け、半導体大手のルネサスエレクトロニクスが代替生産に乗り出すことが26日分かった。工場火災に伴う半導体供給不安が後退し、懸念された自動車生産への影響も軽微に抑えられそうだ。

トヨタ自動車デンソージェイテクトなどグループ部品会社を通じて被害にあったラインで生産していた半導体を使っていた。火災前にデンソーなどは一定程度の在庫を持っていたほか、旭化成も安全在庫と呼ぶ不測の事態に備えて多めの在庫を保有していた。トヨタは当面生産を継続できる体制だった。ルネサスによる代替生産にメドが立ち、トヨタの火災影響は限定的になりそうだ。

ただ、世界的に半導体の品薄状態が続いている。車の「走る」「止まる」といった動きを制御するマイコンや、電圧を制御するパワー半導体など幅広い製品でも逼迫感が出ている。

 

新型コロナ:ノートPCの出荷最多894万台 20年25%増、学校向け好調 :日本経済新聞

ノートパソコンの国内出荷台数が8年ぶりに過去最高を更新した。電子情報技術産業協会JEITA)が26日に発表した2020年の出荷台数は前年比25%増の894万5千台で、12年の821万2千台を抜いた。背景にあるのは小中学校に1人1台を配備する「GIGAスクール構想」関連での地方自治体からの受注だ。新型コロナウイルスの影響で在宅勤務や在宅授業が浸透したことも追い風となった。

 

ゲームストップ急騰、「バブル」の縮図表す - WSJ

だがゲームストップ株の急騰は――ブラックベリーノキアなど同様の動きをする銘柄と同様――バブルの縮図であり、市場の各所のフロス(小さな泡)を懸念する人々には教訓となる。

また、バブルを加速させやすいのが、資産の正しい評価を妨げるテクニカルな要因だ。1990年代終盤のドットコム企業の多くには浮動株が少なく、空売りの標的となるものがなかった。そのため成長のストーリーに疑念を抱いても、株価にそれを反映させることは困難あるいは不可能だった。

 

米素人集団、ヘッジファンドを締め上げ勝利 :日本経済新聞

自宅待機で時間を持て余すミレニアル世代の若者たちが、SNS(交流サイト)チャット・サイト上で団結して、ヘッジファンド空売りを締め上げた。いわゆるショートスクイーズ空売り投資家による損失覚悟の買い戻し)である。

では、これで、なぜ空売り仕掛けたヘッジファンドが慌てふためくのか。ポイントは、個人顧客集団に大量の「ポンカス」コールオプションを売った業者側にある。いくら実現性が低い価格で「買う権利」とはいえ、総額が膨らむと、万が一に備え、ヘッジでゲームストップ株を買っておく必要が生じるのだ。

ビットコインをしのぐほどの価格変動性(ボラティリティー)ゆえ、NY証券取引所は1日9回も同社株式売買停止措置を発動せざるを得なかった。

しかし、昨日は、この余波が、例えば、老舗百貨店メイシーズやフォードなどにも飛び火する兆候が見られた。

 

f:id:horoumi:20210130082442p:plain

f:id:horoumi:20210130082502p:plain

f:id:horoumi:20210130082525p:plain

f:id:horoumi:20210130082556p:plain

 

f:id:horoumi:20210128132348p:plain

f:id:horoumi:20210125152555p:plain

 

 

1月持越し銘柄(メイン口座)

・アズーム
IGポート
はてな
・テイン
・GMOFHD
・KYB(新規)
・インソース(ショート新規)
ソフトバンクG(ショート)

 ITメディアを決算後に利益確定

 

 

2021年1月22日の週_仕切り直し

20日にバイデン新政権が始動した。事前の警戒もあり危惧していたような衝突は発生しなかった。新政権の動向見極めフェーズと、直近に迫った決算シーズンというタイミングもあり市場にも大きな動きはなかった。

 

ネットだけではなくTV番組でも投資関連の話題が増えてきている。ウィズコロナによる活動自粛で持て余した時間を投資に向ける人が増えてきている影響もあるんだろうけど、株価が高値推移している状況下ではピークアウトのフラグにしかならなくて憂鬱。とは言っても、こういうことはよくあることで不確実な状況でビクついてもしかたがないので、ミクロな事象は気にしすぎずにマクロ視点でアンテナを立てて、状況に応じてポートフォリオの優先順位が低い銘柄から柔軟に損益確定できるように準備しておきたい。

 

日本のIT銘柄はソリューション系に比べてプラットフォーマーの評価が低すぎる。とくにEC関連でその差が顕著だと思う。例を挙げるとマグビープラネット、プレイドのようなソリューション系の株価が急騰しているのに対して、ビューティガレージ、ラクーンのようなECのプラットフォーマーが弱く推移している。プラットフォーマーとして実績を積み上げている企業の方が直近の成長率は小さいが、着実に参入障壁を高めて長期的には成長していく可能性が高いはずなのに。ということを考えた上で今年は割安に推移しているプラットフォーマー銘柄に注目してみたい。

 

 

f:id:horoumi:20210124091740p:plain

世界の株価指数 

 

留意事項

  • 中央銀行の動向 10年債利回りの上昇に注意する
  • 世界各国でロックダウン再開 米国の累計感染者数が2000万人越え
  • コロナ禍の経済対策ための財源問題と余剰キャッシュ
  • 日本国内にも変異種を観測 各自治体で緊急事態宣言
  • 半導体の供給不足による自動車生産の削減
  • 寒波による電力需要増、LNG供給能力、太陽光発電の出力低下に起因するタイトな電力事情
  • DRAM、液晶パネル、コンテナ供給不足
  • ワクチンへの期待の高まり(期待が打ち破られた時の反動が怖い)
  • 米国のジャンク債の利回りは史上最低の4.13%
  • バイデン新政権の方針見極め

対応方針

  • 柔軟に対処できるようにキャッシュ比率を意識する
  • すべての銘柄が同じタイミングで上昇しなくてもいいと割り切る
  • シクリカル銘柄のトレンド転換を意識
  • ポートフォリオの優先順位を意識
  • 決算シーズンに向けた対応
  • プラットフォーム銘柄と自動車部品銘柄に注目

 

f:id:horoumi:20210123100831p:plain

「我々のパフォーマンスはバリュー、バリュー、バリュー。それがもう二束三文で無価値というのか、とにかく負け続けだ。もう何年も」

「相場の物色動向が大きく変わる直前には、最後まで粘っていた大物投資家の引退が重なることがある」

続きを読む

2021年1月15日の週_バイデン政権誕生に備えて

来週はトランプ政権の終了とバイデン政権の誕生という節目の週になる。市場は警戒が強くなっているはずだが、想定以上にボラティリティが大きく、決算に反応してS高になった銘柄とS安になった銘柄のどちらも多かった。それでも節目の警戒感で手元のキャッシュを厚くしている投資家が多いと思われるのでトレンド転換が確認できれば素直に乗りたい。

 

ポートフォリオでは長らく塩漬け状態のIGポートがサプライズ度が高い好決算で金曜日にS高。まだ含み損状態なので来週も上昇基調を維持してほしいところだが、タイミングを見誤ると短期筋の利益確定売りとぶつかって失敗してしまう可能性もあるので注意したい。

 

コロナ禍により実体経済は消耗しているが、経済支援策の余波とも言える流入マネーの影響もあり株価は高値圏を推移している。このような状況下での米国の新政権誕生というイベントで市場参加者のマインドが読みにくく慎重な駆け引きが求められる。過度にリスクオフする必要はないと考えているが、優先順位が低い銘柄は執着しすぎないでトレンドに沿った売買を意識したい。

 

f:id:horoumi:20210117090127p:plain

2021/1/15指数一覧  

https://www.morningstar.co.jp/world_index/list.html

 

 

留意事項

  • 1/20にバイデン政権誕生
  • 中央銀行の動向 10年債利回りの上昇に注意する
  • 世界各国でロックダウン再開 米国の累計感染者数が2000万人越え
  • コロナ禍の経済対策ための財源問題と余剰キャッシュ
  • 日本国内にも変異種を観測 各自治体で緊急事態宣言
  • 半導体の供給不足による自動車生産の削減
  • 寒波による電力需要増、LNG供給能力、太陽光発電の出力低下に起因するタイトな電力事情
  • DRAMの供給不足
  • コンテナ不足

 

対応方針

  • 柔軟に対処できるようにキャッシュ比率を意識する
  • すべての銘柄が同じタイミングで上昇しなくてもいいと割り切る
  • シクリカル銘柄(自動車など)のトレンド転換を意識
  • トランプリミットとバイデン体制の始動を意識
  • シフトチェンジを意識する
  • ポートフォリオの優先順位を意識
  • 決算シーズンに向けた対応

 

日本半導体製造装置協会(SEAJ)は14日、2021年度の半導体製造装置(日本製)の販売が前年度比7.3%増の2兆5000億円になるとの需要予測を発表した。昨年7月時点の見通し(2兆4400億円)から上方修正した。20年度は同12%増の2兆3300億円とした。

 

 世界で脱炭素に向けた動きが加速するなか、大きな影響を受けるのが、製造業で最も温暖化ガス排出量が多い鉄鋼だ。原材料を石炭に比べて割高な水素に代える方法が有力視されており、日本製鉄など高炉3社が新たに負担するコストは日経推計で少なくとも約2兆円増え、このままだと利益を確保できない。環境対応で増大するコストは鉄鋼だけでは抱えきれず、価格転嫁なども課題となりそう。自動車をはじめ鋼板を使う幅広い業種にとって他人事で...

 

投資用不動産情報サイト「楽待」を運営するファーストロジックは2020年10~12月期の投資用不動産の市場動向をまとめた。比較的手を出しやすい区分マンションの価格は3四半期連続で上昇し、集計開始後で過去最高となった。新型コロナウイルスで先行き不透明感が続くなか、底堅く推移すると期待される不動産市場に関心を持つ投資家が増えている。

 

・14日公表の1.9兆㌦の経済対策のうち1兆㌦は家計支援に
低所得者や失業者への手当てを重視
・ワクチンは就任100日で1億回
・2月にインフラ投資など表明
・巨額の財政、金利上昇圧力と表裏一体
・Blue Waveも上院は50:50。議会審議にハードルも