ドル円の24時間で4円も動き、145円目前まで迫る歴史的なハイボラ展開。12日時点では142円台後半で推移している。
連続下落中だったNASDAQが反転。
今後の市場の動くを予測する上で米家計の純資産のピークアウトが続くのかが気になるところ。資産効果の減少による需要減が実体経済に悪影響を及ぼして連鎖的な下落になって止まらなくなるかもしれない。
5年以上かけて形成した米家計純資産の上昇カーブを見ると下降フェーズが止まったと判断することはできない。
それに、利上げが効力を発揮して実体経済に影響を及ぼしてくるのはこれからだ。今の市場はそこまで折り込んで動いているようには思えない。
チェック事項
- ロシアの軍事侵攻から半年経過
- 半導体不足の解消気配 パワー半導体はまだ不足
- 欧州の500年ぶりの規模の干ばつと水不足
- 中国の干ばつと電力不足によるサプライチェーンの停滞
- インフレ懸念と金融政策の限界
- コロナ後遺症で働けない人が増加
- ドル円が145円目前まで上昇
- 米家計の純資産のピークアウト
インプット事項
- 外需
- 社会課題解決型 (業績改善よりは高レベルの課題)
- データ活用型
- 地方展開
- 残存者利益
- 物価上昇局面でのプライジングの重要性
- プライムまで成長するポテンシャルがあるグロース銘柄
- グリッチとカタリスト
- EYを意識 EY=持分営業利益÷投資簿価
2022年度の方針
- 基本的に昨年のやり方を継続し、現物の主力枠の銘柄はなるべく動かさない
- 主力枠以外の銘柄は含み益があるうちに利益確定を意識
- 小型株にさらに資金が抜けたときのプランB(考え中)を用意しておく
- キャッシュ比率は状況に応じて資産の1割~4割の間でコントロール
- 資産の1割の範囲内でショートトレード&実験トレード
- 高ROE銘柄 非製造業で30以上、製造業で20以上
第8回 旧ソ連諸国から軽視され始めたロシアとウクライナ侵攻のこれから | ナショナル ジオグラフィック日本版サイト
「大統領1人の個性を見るだけならジャーナリズムかもしれませんが、どういう理由でその人が選ばれているのか、その人のパフォーマンスと国民の反応を連関させて考えていくというのは、研究者がやるべきことだと思うんです。政治家トップの個性は国民の構造とある程度親和性があるんじゃないか、と。だから、今回プーチン大統領がこれで失脚したとしても、多分、次に民主主義的な指導者が来るかといったら、絶対そうはならないはずですよ。現時点でロシア人の多くは、全部アメリカとNATOのせいだと思っているわけですから、そういう人たちは、またロシアは恥をかかされたと感じて、次はもっと強いリーダーを選ばなければいけないと、さらに強硬な専制主義的指導者を選ぶ可能性すらあります。やっぱり国民のマインドを変えていかないと、また似た人が選ばれていくでしょう……。また、どういう時に政治家が新しいアクションを取るのか、例えば、『レッドライン』に抵触する事実が起きた時に、どういう反応をするのか、など、新たな動きのきっかけとなる事象を分析してゆくことも重要な仕事となると思います」
トルコCPI、8月は前年比+80.21% 24年ぶり高水準 | ロイター
トルコ中央銀行は予想外の利下げを実施しており、生活費危機が悪化している。
前月比では1.46%。ロイターがまとめた市場予想は前月比2.0%、前年比81.22%だった。
8月の生産者物価指数(PPI)は前月比2.41%上昇、前年比143.75%上昇。
コメルツ銀行のTatha Ghose氏は「トルコ中央銀行は利下げを再開している。PPIの大幅上昇も続いており、この二つがトルコの主要な懸念要因だ。リラのファンダメンタルズは確実に悪化している」と述べた。
項目別では、輸送が前年比116.87%上昇と、最も高い伸びを示した。食品・非アルコール飲料は90.25%上昇。
指標発表後、0840GMT(日本時間午後5時40分)現在のリラは1ドル=18.2240リラで変わらず。
野党議員やエコノミストからはトルコ統計局のデータの信頼性を疑問視する声が出ており、世論調査ではトルコ人の約半数が実際のインフレ率ははるかに高いと回答している。
先週のデータによると、イスタンブールの8月の小売物価は99.9%上昇。
なぜキュウリはまっすぐなのか|shinshinohara|note
しかし、曲がったキュウリを詰めた箱は、中身がトラックの振動でガサゴソ動き、傷つけ合い、店に到着したときには売り物にならないものが続出する。傷ついたり汁が出てきたりするのを取り除いたら、売り物になるのが減ってしまう。しかも、傷物を選り分ける人を配置する人件費も余計にかかる。
傷物になったキュウリは廃棄せざるを得ない。曲がったキュウリも食べて食べ物を大切にしようとして、かえってムダが出る。
結局、曲がったキュウリを都会に運ぼうとすると、少ないキュウリしか運べない分、運賃が高くなり、傷物を選り分ける手間賃もかかり、廃棄コストもかかる。
もし曲がったキュウリをまっすぐなキュウリと同じ値段で売ったとしても、途中の経費が余分にかかっている上に運べる本数が少ないから、儲けは、農家も小売店も減ってしまう。結局、規格通りのまっすぐなキュウリを売った方が、農家にとっても店にとっても、損が少ない分、利益を上げやすい。
それに、キュウリが曲がるのは、肥料バランスが悪いなどの理由で起きるということもわかってきた。つまり、農家が技術を向上させれば、まっすぐなキュウリを歩留まりよく作れる。箱にたくさん詰められるから運賃を抑えられる。搬送時の傷物が減るから小売店もムダなく売りさばける。