コロナショックの第二派が顕在化して、廃業を決断する経営者が増えてきている。そのうち光が見えてくるだろうという思惑で耐えていたが、増え続ける感染者数、社会的な経済活動自粛の圧力に我慢の限界を超えての決断なのだろう。その反面、投資市場にはこのような事業者の絶望が見えてこない。今週は金、銀、株式が大幅に上昇した。この実体経済との投資市場の乖離がもやもやして気持ち悪い。気持ち悪くてノレない。
ジャストシステムの売却益にがっつり課税されたのがショックだった。2割負担は大きすぎる。地合いは悪化すると見てキャッシュポジションを増やしていた判断は今週の上昇では裏目に出たが、長期目的での買いは少なそうなのでそのうち利益確定からの反動下げがくるだろう。この気持ち悪い市場に熱量を込める必要もないと思いつつ。
留意事項
- 新型コロナの第二波の顕在化 沖縄の感染者数増が東京よりもキツそう
- 米中衝突 Tik Tokとウィーチャットの取引禁止報道
- 中央銀行の動向
- 新型コロナ後に増加した新規トレーダーの動向(短期のリバ狙いが多いと思われる)
- 世界各国で債務不履行の急増
- 金、銀の急騰
- 評価と業績の二極化
- レバノンの硝酸アンモニウム大爆発
今後の対応方針
- 業績とは別のKPIにもとづく逆張り積み増しをメイン方針とする
- 共感が得られそうなテーマを調べて投資する
- 決算シーズンに向けての対処
- 読み間違うことを恐れないで地合いの方向性を決め打ちして対処する
- 短期売買で裏目に出ているので初心に戻ってみる
新型コロナウイルスの影響を受けた倒産(法的整理または事業停止、負債1000万円未満・個人事業者含む)が全国で400件に達した。帝国データバンクが8月3日11時までに確認した。都道府県別では「東京都」が95件、業種別では「飲食店」が54件で最多となっているほか、負債額5億円未満が79.2%を占め、中小零細企業の倒産が中心となっている。
日経平均 +2.86% 2週ぶり上昇
TOPIX +3.39% 3週ぶり上昇
東証2部 +3.85% 2週ぶり上昇
マザーズ +8.03% 2週ぶり上昇
日経JQ +2.01% 2週ぶり上昇
REIT +0.42% 2週ぶり上昇
NYダウ 3.80% 2週ぶり上昇
ナスダック 2.47% 2週連続上昇
原油WTI 40.27→41.22 2.36%
金先物 1962→2018 2.81% 9週間連騰
銀先物 24.21→27.54 13.37% 9週間連騰
銅先物 2.868→2.792 -2.63%
ドル円 105.8→105.93 0.36%
日経VI 21.5(8/7)