米国企業の抗体開発の好進捗ニュースの影響なのか週初めから強かった。この1週間は大きなドローダウンもなく強さを維持。
インターネット証券大手で少額投資非課税制度(NISA)口座の開設が急増している。4月に大手5社で約11万件と、前年同月の2.8倍になった。新型コロナウイルスまん延による経済の停滞で3月に株式市場が急落。安値を資産形成の好機とみた若い世代の個人投資家が流入している・・・・
日本証券業協会によると昨年12月時点で一般NISAを使う人のうち投資未経験者は約4割で、つみたてNISAでは7割だった。世代別でも一般NISAの口座数のうち20~40代が3割、つみたてNISAでは75%を占め、投資の入り口として活用が進んでいる。
日本経済新聞5/23
上記の記事にあるように、4月に口座を新規開設する人が激増している。3月のコロナショックによる下落(日経平均が年初から3割下った)で割安感を出てきたことと、在宅勤務で余裕時間が増えた人が多くなったのが要因だと思われる。
弁護士ドットコムのようなセクターの先導株ポジションの銘柄に買いが集中して上場来高値を更新したことも、このような新規参入者が人気銘柄に集中している影響があるのかもしれない。ただし、こういう買いは反動減の要因にもなるので警戒しておく。
今のポートフォリオにPBR10越えの銘柄を買う枠がないので、将来の先導株になれるポテンシャルがある銘柄をリストアップして状況に応じて積み増してゆく予定。
留意事項
- 首都圏以外で緊急事態宣言解除
- 各国で顕在化している第二波
- コロナ被害と経済的被害の天秤
- 東南アジア、南アジアのサプライチェーン
- 中国と世界各国の衝突
- 国ごとのコロナの被害状況の差が顕在化。主戦場は南米か?
- アルゼンチン国債デフォルト 10年ぶり9度目
今後の対応方針
- 激しいボラティリティに耐えることができるキャッシュ比率を意識した資金管理
- 長期ロング狙い逆張り積み増しをメイン方針とする
- 投資対象の普遍的価値の見極め
- 状況に応じて変化を受け入れて柔軟に対処する
- 先導株になるポテンシャルがある銘柄を選別する
日経平均 + 1.75% 2週ぶり上昇
TOPIX + 1.65% 2週ぶり上昇
東証2部 + 2.78% 4週連続上昇
マザーズ +10.38% 7週連続上昇
日経JQ + 2.88% 4週連続上昇
REIT + 4.29% 2週ぶり上昇
NYダウ +3.29% 2週ぶり上昇
独DAX +5.82% 2週ぶり上昇
英FTSE +3.34% 2週ぶり上昇
仏CAC40 +3.90% 3週ぶり上昇
伊MIB +3.75% 3週ぶり上昇
金先物 1756→1735 -1.18%
原油WTI 24.74→33.25 12.98%
銅先物 2330→2386 2.40%
ドル円 107.04→107.63 0.55%
VIX先物 28.16(5/22) H31.55 L28.03 *過去最高は89.53(リーマンショック)
イタリア国債CDS 5year 212.5 bp (5/22) 200bpが注意? 400bpが危険?
アルゼンチン国債CDS 5year 9321bp (5/22)